先日、地元のホールで開かれた音楽祭に行ってきました。
この音楽祭はもう10年間も続けているそうですが、だんだんと規模が広がり、今年はさまざまな音楽が1週間通して聞けるようになりました。
駅前広場での演奏会があったり、深大寺や神社でも演奏されたりしていました。
私が出かけたのは、お昼のクラシックコンサートでした。「ツィゴイネルワイゼンからボヘミアンラプソディまで」というタイトルにひかれて行ってみました。
会場のグリーンホールはほぼ満席だったようです。平日のお昼でもこれだけ集まるというのは、この町には音楽好きの人が多いのでしょう。
演奏された曲目は「アルハンブラの思い出」とか「禁じられた遊び」「カンパネラ」など、おなじみのものが多くて、良かったです。
私のお目当てはバイオリンの廣津留すみれさんと、ギターの村治佳織さんでしたが、お二人以外にもピアノの森下唯さん、サックスの上野耕平さん、ホルンの福川伸陽さんという若々しいメンバーが揃っての演奏でした。
とくに興味を持ったのはホルンです。私はホルンというと、オーケストラの後ろの方にいて、たまにぽわ~んというような音色を出す楽器、というくらいしか認識がなかったのですが、そのホルンでさまざまな音楽を演奏していただいて、目からウロコのようになりました。福川さんはN饗に所属されていましたが、今は独立して活動されているそうです。ホルンだけで独り立ちできるなんて、すごいですね。
今回の演奏会は、司会の鈴木優人さんが地元のネタをたくさん提供してくれたので、とても親しみやすい雰囲気になりました。
そしてとても熱気のある演奏会でした。
たまたまフォークダンスでご一緒の方が近くに座っていて、休憩時間にはおしゃべりもできて、良かったです。
地元ならのことですね。
ついこの前、高い市民税を払ったばかりですが、このようなコンサートを安い費用で見ることができるのなら、税金を払う価値があると思いました。
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この日の装い。
とにかく暑い日だったので、絽の着物にしました。長襦袢は麻の白。
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「一日一句」
夏帯の 色涼やかに 音楽会
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