2022年8月21日日曜日

お鷹の道・真姿の池湧水群@国分寺 2

さて、国分寺市にある「お鷹の道・真姿の池湧水群」ですが、JR中央線の国分寺駅と西国分寺駅の南側にあります。

ここは緑に囲まれたところです。


今回、行ってみたかったところは「おたカフェ」という休憩所。「おた」というのは「お鷹」にかけているのでしょうね。

ここは史跡の駅でもあり、後ろにある「武蔵国分寺跡資料館」のチケットも販売しています。資料館の入館料は100円です。

カフェの外には洒落たテラスがあり、ゆっくりと座れるベンチもありました。

中に入ると、こじんまりとしたカフェでした。絵葉書や、地元のちょっとした特産品も販売しています。

のどが渇いたので、ブルーベリーのラッシーを注文しました。量が多くて、けっこうお腹がいっぱいになりました。

一休みした後は、武蔵国分寺跡資料館へ。

長年の発掘調査の成果を元に、いろいろな資料や出土品が展示されていました。

こちらは奈良時代の国分寺跡の模型です。とても広い敷地にいろいろな建物がありました。

先日、タモリの番組で、町田市を取り上げていたとき、町田では武蔵国と相模国の国分寺の瓦を作っていたという話がありましたが、この国分寺の瓦も町田から運ばれてきたのでしょうね。驚きでした。

そしてなんと言っても圧倒されたのは、国分寺の七重の塔。聖武天皇の詔によって諸国に建立されましたが、高さは60メートルほどあったそうです。天平の時代に、どうやって建てたのでしょうね。

こちらは平成24年に建てられた10分の1の模型ですが、それでも大きい。

そしてもう一つの見ものは、「旧本多家住宅長屋門」です。正面に大きな扉があり、その両脇に部屋がある建物です。

この長屋門は、国分寺村の名主だった本多家の屋敷に江戸時代後期に建てられたそうです。その後、この一族の人が医者となり、ここで暮らしていたそうです。

門の中に入ってみると、見かけよりもずっと広々としていて、現在のマンションの部屋よりも広い感じでした。

ここでは明治時代には養蚕をしていたそうで、その道具などが残されていました。

こちらはその蚕を使って織られた着物です。とても光沢があり美しい着物でした。


国分寺の歴史を楽しく学ばせていただきました。

この日のお土産は、農家の庭先の無人販売所で購入した果物。

ブルーベリー、いちじく、かぼすです。

とても美味しかったです。

他にもじゃがいもや人参など、「国ベジ」と名付けられて販売されていました。国分寺の野菜なので、国ベジなんだそうです。

国分寺は気に入りました。

まだ行きそこねた場所があるので、近いうちにまたお邪魔したいところです。

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「一日一句」

セミが鳴き 天平の香り 国分寺



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