先週のことになりますが、三味線の会で、動画の収録会がありました。
会場は市のホール。お客さんはいませんが、ホールのスタッフの方が、金屏風を置いたり、ピアノを動かしたり、照明を調整されたりと、いろいろ準備作業をしてくれました。
現代の曲を弾くときは、古典の長唄三味線の曲とは指使いが違います。今回は収録なので、自宅で動画で撮影してみました。
こちらは写真ですが、動画にすると、すごく年寄りに見えるのでショックでした。
さて、今回の参加メンバーは、年齢も三味線経験もそして体型もみんな異なる人達ばかり。一度も全員揃って弾いたことはありません。
ということで、まずは私服で何回か練習しました。
そしてピアノの伴奏付きで練習。
その後、本番用に、お揃いのユニクロの赤いシャツに着替えました。
休憩時間には、先生から三味線の道具の扱い方や調整の仕方、手入れ方法などを教えていただきました。
普段のお稽古では弾くことがメインですが、今回のようにいろいろなお話を聞けたのは参考になりました。
そしてマスクを外して記念撮影。みんなが揃って良いポーズを取るのもなかなか大変でした。
本番は座る場所を替えて、3パターンの場所で演奏しました。どのパターンが採用されるか分かりませんが。
「花は咲く」は、演奏だけなら3分くらいで終わってしまうのですが、収録となるととても時間がかかりました。
きっとプロの演奏家の収録やジャケット撮影となると、もっと大変なのだろうなと思いました。
あまりうまく弾けませんでしたが、良い経験になりました。
先生はいつも新しいことに挑戦されていて、私たち弟子にもいろいろな体験を与えて下さるので、ラッキーなことだと思います。
この日は、ちょうど3年前の2019年9月、母のいた介護施設で演奏した日でした。
その時の衣装もお揃いの赤いプロシャツでした。(ただし下は白でしたが。)
母は昨年の10月にこの施設で亡くなりましたが、まだコロナ前に、私の三味線姿を見せてあげる機会があり、良かったと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿
最近、匿名さんからのコメントが多くなってきました。確認の設定をいたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。
「私はロボットではありません」にチエックを入れてください。
また、スマホでご覧の方は、「ウェブバージョンに表示」とすると、コメントを入力できるような仕組みになっています。by としちゃん