非常に珍しい水の施設を見てきました。
それは「久地円筒分水(くじえんとうぶんすい)」です。
「久地」は川崎市多摩区久地を示し、南武線久地駅から少し歩いたところにある地名です。
「円筒」は文字通り、丸い筒のような形のことです。
そして「分水」というのは、ここに集まった水を分割するという意味です。
こちらの写真を見て、どうしてもこの目で見たいと思ったのです。
私の二ヶ領用水を巡るミニ旅の中で、一番行ってみたいところでした。
ただし駅からは少し遠いので、一人で行くのはちょっと不安でしたが、私と同じ名前のToshikoさんがご一緒してくださるとのことで、安心して出かけることにしました。
ということで、宿河原駅で落ち合ってスタートしました。
途中の経路はちょっと端折って、またのブログにします。今回は二ヶ領用水の久地橋を過ぎたあたりからの報告です。
近くには「久地の里公園」があり、その中には水災害に対応する施設がありました。
そこを少し過ぎると、二ヶ領用水の堰がありました。
それも間近で見ることができたので、感激でした。
堰の上には、作業のための橋のようなものがありました。この上に登ってみたかったのですが、さすがに部外者はだめですよね。
久地円筒分水はフェンスに囲まれているので、写真がうまく撮れません。
円筒分水を背景にして、Toshikoさんに写してもらいました。
この円筒分水を過ぎると、それまで太くて立派な川のようだった二ヶ領用水が、ささやかな小川のように変化していました。さすがに4分割の成果ですね。
ここは久地から歩いていくと少し距離がありますが、川崎バスの停留所も近くにあるので、足に不安がある時はバスの利用が良いでしょう。
今回のブログは、久地円筒分水のお話だけにしておきます。
大まかなルートです。
Toshikoさん、同行していただいて、どうもありがとうございました。
一人だけでは1万歩も歩けなかったと思います。
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「一日一句」
大寒や 水を分け合う 円周比
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