「源氏物語を楽しむ会」でご一緒しているUさんから、渋谷の國學院大學博物館で、源氏物語関連の展示があると教えていただきました。
開催の期限が迫っていましたが、ちょうどお天気の良い日に行くことができました。
この博物館までの通常のアクセスは、渋谷駅からバスですが、私は渋谷川沿いに歩いて行ってみました。
その時のブログ▼
博物館の前は、ちょうど桜が満開でした。
平安時代に書かれた源氏物語ですが、それを江戸時代の大名や公家などが、娘の嫁入り道具の一つとして、漆塗絵巻の箱に納めて持たせたものが嫁入本です。「物語絵」という形式になっています。
その冊子は、こちらの美しい箱(手提げ金庫くらいの大きさ)に収められていました。
一つの引き出しに、数巻ずつ入っていました。
お姫様は、暇なときなどに、引き出しから取り出して読んでいたのでしょうか。
でも光源氏のような浮気者で、何人も愛人がいるような人の物語は、新婚のお嫁さんにはちょっと辛い話ですね。
この物語絵は、保存状態が良かったのか、絵の色彩もとても美しく、鮮やかでした。
今回は後期の展示だったので、源氏物語の後半だけの展示でしたが、前期の分と合わせて、手頃な図録が用意されていました。お値段も800円でした。
こちらは、私達が今読んでいる「玉鬘の巻」の挿絵です。小舟に乗って、九州から京都まで上京する場面ですね。
Uさんとは待ち合わせをして出かけたのではありませんが、会場でご一緒することができました。
じゅうにひ写真コーナーで写していただきましたが、暗いので怖い顔をしています。
そして、博物館のカフェで簡単なランチをすることにしました。こちらの建物の2階です。
ここは大学の食堂なので、お安いのです。
広々とした外のテラスで、のんびりとできました。
國學院というとなんとなく保守的で、ちょっと古いイメージがありましたが、最近の大学はどこもとてもオシャレでかっこいいですね。
後ろの建物はまるでチャペルのようにも見えました。
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