2023年7月26日水曜日

帯揚げの型染め体験

先日、京都の染め職人さんから、帯揚げの染め物を教えていただく機会がありました。

体験会場は、和裁士Hさんの川崎の仕事場でした。

部屋に入ると、目の前にカラフルな染料が置かれていました。これを使って染め物をするのです。

今回はベージュ色のしけびきの帯揚げに、型染めをする方法でした。

まずは簡単な説明を受けました。

(写真はHさん提供です)

そして、帯揚げの上に型を乗せて、テープで貼り付けていただきました。

私が選んだのは、ぶどうの模様です。
黄色い部分はマスキングテープ、グレーの部分は糊がついているので、色は出ません。

こちらは、職人さんがすでに染めたお手本です。

とてもきれいな色が出ていました。


下の写真は、お隣の席で、すずめの模様を染めていた方です。
刷毛を短く持ち、くるくると回しながら染めていきます。この刷毛は、鹿の毛でできているのだとか。


4人で取り組みましたが、とても素早く出来上がった人や、丁寧に塗った方など、それぞれの性格が出ましたね。
私はちまちまと塗るタイプだそうで、何回も「もっと大きく回して」と注意されました。

はい、ようやく仕上りました。


この後、マスキングテープを剥がし、裏からアイロンをかけました。

お世話になった手染め屋 吉兵衛さんと記念撮影。
割烹着を着用しましたが、それほど汚れることはありませんでした。


お手本を持ったところを撮影していただきました。
右は今回の染め物体験の企画を立てた和裁士のHさん。


その後は、家に戻って、糊を水で流す作業をしました。

こちらは最後の作業を終えたところ。
やはり色がしっかり付きませんでしたね。

この帯揚げは、先日、注文したこちらの帯に合わせる予定です。帯揚げはほんの少ししか見えないので、自己満足ですけど。

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この日の装い。

暑い日でしたので、ポリの絽の着物にしました。襦袢も筒袖。

帰宅後、すぐに洗濯機で洗いました。


帯も絽です。どこかの骨董市で買ったもの。
かなり派手なので、あまり登場しない帯です。


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「一日一句」

好きな色 青と緑で ぶどうの実

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