2023年8月3日木曜日

「マチにひそむ植物を描く」

先日、「マチトリドリ」展の様子をお伝えしましたが、今回のブログは3名の作家さんのお一人、新目惠さんご指導によるワークショップ「マチにひそむ植物を描く」の様子です。

会場は展示会が開かれているところの11階工作室でした。

新目さんの描いた絵や、材料、道具などが用意されていました。

私は新目さんの絵をプリントしたスカーフを巻いて参加しました。

参加者が集合して、テーブルの前に座りました。

テーブルにはこのような絵の具と、筆がそれぞれ置かれていました。

きれいな絵の具に心が踊りました。


これは今回のワークショップ参加者へのお土産です。

まずは新目さんから、絵の描き方の簡単なレクチャーがありました。

今回の描き方の特徴は、水を利用することでした。用紙にまず筆で水を塗り、その上に絵の具を塗るのでした。

ドライヤーで乾かして重ね塗りをするやり方や、色のぼかし方、マスキングをする方法なども教えていただきましたが、ど素人には難しそうでした。

そしていよいよ参加者がそれぞれ持参した花や植物を描くことになりました。

私が持参したのは、うちのベランダに咲いていた花と葉っぱです。ちょっと多すぎましたね。


これをまずは水差しに入れ替えました。
この時点で、花の生け方がおかしいですね。

まずは鉛筆で下書きを描くことになりました。

どこから描き始めてよいのか見当が付きませんでしたが、適当にスケッチしました。

そしてこの用紙を裏返して、そこに鉛筆で黒く塗りました。

それを本番用の用紙に写し取ったのでした。ちょいと手間がかかりますね。

そしていよいよ色を塗るのですが、どこから塗ったらよいのか分かりませんでしたが、葉と花を塗りました。よく眺めてみると、葉脈などが無尽に入っていて、どこまで塗るのか判断がつかずに困りました。

それでも無心になって植物を観察していると、「らんまん」の万太郎になった気分でした。

この日はたまたま、海外に住む妹の誕生日だったので、彼女の誕生日祝いに写真を写して送ろうと思い、「Happy Birthday!」の文字を添えてみました。

今回の参加者は若い方が多く、とくに私のテーブルには高校の美術部の方がいらっしゃり、さすがにお上手で目を見張るような絵を描いていました。

とりあえず1時間半くらいかけて、絵の時間は終了しました。

その後は、仕上がった絵を集めて、それぞれの作者が説明する事になりました。

みなさん、本当にお上手で、丁寧に描かれていて、そして発想もユニークな方が多くて、感心してしまいました。

この絵は、会場に展示されるそうです。オー恥ずかしい!

ワークシップ終了後は、新目さん、知りあいの参加者さんと記念撮影をしました。


余ったお花は頂いて、家に飾りました。

楽しく過ごすことができました。

ご指導された新目さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

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「一日一句」

絵にすれば 下手でも愛し 日々草


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