2023年11月29日水曜日

【玉川上水 22】西武立川駅〜拝島駅まで

今回の玉川上水歩きは、私の記録によれば通算22回目になりますが、お天気に恵まれたこと、またメンバーの健脚により、予定よりも長い距離を歩くことができました。

拝島や福生は、初めて足を踏み入れた地域でしたが、上空には米軍の飛行機が飛び交い、鉄道には米軍の立入禁止路線があり、現実の厳しさを思い知らされました。

とはいえ紅葉した木々の美しさ、ふかふかの落ち葉を踏みしめてのハイキングは、楽しいものでした。

長くなりますので、2回に分けて報告します。

今日のブログは、紫色の部分です。

まずは西武拝島線の西武立川駅に集合。


前回の松中橋の次の橋になる美堀橋へ向かいました。


第二次世界大戦の時、上水の上に蓋をして、滑走路にしようと試みた場所を通り抜けました。

かなり立派な堰がありました。


まずは美堀橋です。


これは「びほり」ではなく、「みほり」橋とよむのですね。

橋の上から、下流を眺めたところです。


遅い秋の紅葉がきれいでした。

小さな名無し橋のそばにも、落ち葉がぎっしりと散っていました。


紅葉が美しい。


しばらく歩くと、拝島上水橋に来ました。


ここは車も通る広い橋でした。

みんな、橋の上から、美しい上水を写していました。


こちらのすぐ近くには温泉がありました。「湯楽の里」というところで、けっこう繁盛しているようでした。


この黄色の葉は、何の木でしょう?


その隣にはエコパークがありました。
生態系に配慮した、環境に優しい公園だそうです。
ドッグランもありました。

公園の向こうに目をやると、電車が走っていました。西武拝島線のようでした。


西武拝島線は、小平駅から拝島駅までの8駅、約14㌔を走る路線です。
なんと最初の多摩湖鉄道小平線は、1928年、今から95年も前に開業したのだとか。


実はこのあたりは米軍横田基地が近いので、米軍の飛行機が何回も頭上を通過しました。大きな飛行機が低いところを飛ぶのはやはり怖いですね。騒音もかなりのものでした。

お次は「ふたみ橋」です。漢字はありません。


ここでもみんな、写真を写していました。


この近くには踏切がありました。

「玉川上水橋梁」でした。


なんとなくコマーシャルのような風景ですね。


お次は「こはけ橋」。これも漢字はありませんでした。


広々とした橋でした。


橋の上から上流を眺めると、細い橋が見えました。
つつじ橋というようです。

そしてその向こうには水がドードーと溢れ出ているところがありました。


これは東京都水道局拝島原水給水口でした。上水の水を補うために流しているのでした。

こはけ橋は、小さなハケという意味のようです。


橋の下はこんな様子です。


フェンスから覗いてみたところ。何か見えました。


上水のそばの道は、紅葉がとてもきれいでした。

拝島駅近まで歩いてきました。ずっと単調な一直線の道でした。


平和橋です。


平和橋のいわれです。
地元の人が私費で作り、昭和47年4月に完成して、福生市に寄贈されたそうです。
世界の平和を願うために橋名板を残すことにしたそうです。
戦死した息子二人を偲んで、平和橋と名付けた、と書かれていました。


玉川上水緑道と書かれた大きな石がありました。


平和橋の近くには、拝島分水取水口がありました。
拝島分水は、江戸時代に開削されたそうですが、当時の宿の飲用水として利用されたそうです。

拝島駅に到着しましたが、みんなで相談した結果、もう少し先まで歩いてみることにしました。

駅の近くのコンビニでランチを購入して、この先の公園で食べることにしました。

拝島駅は、青梅線、五日市線、八高線、それに西武拝島線が通る駅ですが、それほど賑やかな町ではないような感じがしました。

今日のブログはここまでとします。

後半はまたのちほど報告しますね。

******

「一日一句」

赤黄色 もみじの並木を 橋巡り


0 件のコメント:

コメントを投稿

最近、匿名さんからのコメントが多くなってきました。確認の設定をいたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。
「私はロボットではありません」にチエックを入れてください。
また、スマホでご覧の方は、「ウェブバージョンに表示」とすると、コメントを入力できるような仕組みになっています。by としちゃん