今回の玉川上水歩きは、私の記録によれば通算22回目になりますが、お天気に恵まれたこと、またメンバーの健脚により、予定よりも長い距離を歩くことができました。
拝島や福生は、初めて足を踏み入れた地域でしたが、上空には米軍の飛行機が飛び交い、鉄道には米軍の立入禁止路線があり、現実の厳しさを思い知らされました。
とはいえ紅葉した木々の美しさ、ふかふかの落ち葉を踏みしめてのハイキングは、楽しいものでした。
長くなりますので、2回に分けて報告します。
今日のブログは、紫色の部分です。
まずは西武拝島線の西武立川駅に集合。
前回の松中橋の次の橋になる美堀橋へ向かいました。
第二次世界大戦の時、上水の上に蓋をして、滑走路にしようと試みた場所を通り抜けました。
かなり立派な堰がありました。
これは「びほり」ではなく、「みほり」橋とよむのですね。
しばらく歩くと、拝島上水橋に来ました。
ここは車も通る広い橋でした。
みんな、橋の上から、美しい上水を写していました。
こちらのすぐ近くには温泉がありました。「湯楽の里」というところで、けっこう繁盛しているようでした。
この黄色の葉は、何の木でしょう?
生態系に配慮した、環境に優しい公園だそうです。
ドッグランもありました。
なんと最初の多摩湖鉄道小平線は、1928年、今から95年も前に開業したのだとか。
お次は「ふたみ橋」です。漢字はありません。
つつじ橋というようです。
そしてその向こうには水がドードーと溢れ出ているところがありました。
これは東京都水道局拝島原水給水口でした。上水の水を補うために流しているのでした。
こはけ橋は、小さなハケという意味のようです。
平和橋のいわれです。
地元の人が私費で作り、昭和47年4月に完成して、福生市に寄贈されたそうです。
世界の平和を願うために橋名板を残すことにしたそうです。
戦死した息子二人を偲んで、平和橋と名付けた、と書かれていました。
玉川上水緑道と書かれた大きな石がありました。
拝島分水は、江戸時代に開削されたそうですが、当時の宿の飲用水として利用されたそうです。
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