2023年12月17日日曜日

御茶ノ水 ワテラス

御茶ノ水にある明治大学で、月に1回の3回連続授業を受けていました。

落語家による「資本論」の解説、という触れ込みでしたが、 うーん、どうも私が期待していたものとは違い、あまり楽しめませんでした。


毎回、落語を聞けるのですが、今回は年末でもあるので、落語はおなじみの「芝浜」でした。もう少し、しんみりとした叙情が欲しかったな。

それでも隣の席にいたおじさんは、カバンからミニタオルを取り出して、目頭を拭っていました。それほど感激したのでしょう。

ということで大学の講座にはあまり満足できなかったので、終了後は御茶ノ水駅から少し歩いたところにあるワテラスに行ってみました。

ここは、友人のブログに出ていたので、一度は足を運んでみたいと思っていた場所です。

途中、ニコライ堂が見えました。荘厳な雰囲気ですね。


ニコライ堂は、正式には「日本ハリストス正教会東京復活大聖堂」というそうです。日本正教会の大本山です。

このニコライ堂の坂を下ると、ワテラスがあります。

ワテラスはもともとは千代田区立淡路小学校があったところだそうで、起伏に飛んだ面白い地形をしていました。

新御茶ノ水駅に近いところにあります。

和風庭園といった感じで、隣接するビルにはいろいろな会社が入っているようです。

ただしどこが公園の正式の入口が分からず、表札や由来のようなものも見つからなかったので、もったいないですね。


左側に水路が見えますが、これは人工の水路だと思います。それとも神田川の支流なのかしら。


高層ビルと和風庭園の組み合わせは、今のはやりでしょうか。


この広場の脇には、急な坂がありました。新坂というそうです。


この辺りは、明治維新前は備後福山藩阿部家の敷地でしたが、明治になり、その中央に道路を通してできたので、新しい坂、ということで名付けられたそうです。

紅葉がちょうどきれいでした。
今年はあちこちで紅葉を見る機会がありましたね。

ワテラスの中にあるレストランはどこも高級そうなので、坂下まで歩いて靖国通りにあるドトールへ。

生ハム入りのホットドッグで済ませました。安上がりですね。


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この日の装い。

青と黒の斜めストライプの大島紬。
裏地がきれいなえんじ色のところが気に入っています。


帯は柿のような色のざっくり帯。全部、無地なので締めるのが楽ちんです。

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「一日一句」

ビル隣り 紅葉が映える 和のテラス


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