ブログの内容があちこち飛びますが、また玉川上水シリーズです。
暗渠が終わってから、上水が顔を出す最初の橋、浅間橋探検の最終回です。
2024年1月初旬の探検は、地元に長いこと住んでいるToshikoさんのガイド付きでした。
まずは京王線の芦花公園駅で待ち合わせ。
改札口を出て、北口の商店街を抜け、甲州街道を渡りました。そこはマンションの続く瀟洒な町並みです。
この地域は、道路を挟んで左側は世田谷区、右側は杉並区です。杉並区が世田谷区の中に半島のような形で入り組んでいて複雑。ちょっと頭が混乱しそうな地域でした。
足下を見ると、こんな蓋がありました。世田谷区のマークである「さぎそう」が描かれていました。
ちなみに杉並区のマークは、分かりやすく杉の木です。
その後、北烏山一丁目公園(世田谷区)、上高井戸西原緑地(杉並区)と歩き、浅間橋公園という子供向けの公園を見つけました。ちなみにそこは杉並区になります。
そうです、私が2023年のクリスマスに間違えてしまった「浅間橋」と同じ名前の公園ですね。
この公園は昭和47年開園と書かれていました。もう半世紀以上も前にできたのですね。高度成長期の頃になるでしょうか。
そこの先の頭上には、中央高速道路が走っています。
実はこの場所は、私が2023年のクリスマスに出かけたとき、歩道橋があることは気づいてはいました。
ただし歩道橋は渡らずに、下の交差点を歩いてしまったので、歩道橋の名前が「浅間橋」歩道橋であることには気づかなかったのです。
なんと残念なことでした!
そして歩道橋下の道路を見ると、かつての上水の跡らしき曲がったラインがあるようにも思われました。
その後、Toshikoさんはこの周辺の移り変わりを話してくれました。
このあたりにはかつてはNHKの広いグラウンドがあったとか、そこの家は○○さんの家だとか、地元民ならではの情報を教えてくれました。
現在では、グラウンドや、災害時の避難場所となっているようでした。
《この時のまとめ》
かつて玉川上水に架かっていた浅間橋と私が思った場所の周辺は、現在はただの穴が空いているだけとなりました。
ただし、少し離れた場所には浅間橋歩道橋と姿を変えて、しぶとく生きていたのでした。こちらが元の浅間橋だったのかもしれません。
こちらの案内地図ですが、役立ったような役立たなかったような・・・・
そして、何よりの混乱の元は、Googleマップさんでしたね。
中央高速道路の周辺は、まだ工事中のようですので、この先どのように変身していくのでしょうか。
案内していただいたToshikoさん、ありがとうございました。
浅間橋探しの後は、世田谷区内にある面白い橋の跡を教えていただきました。
そのお話は、またのブログで。
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「一日一句」
正月や 足を運んで 橋探し
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