2024年5月6日月曜日

三味線リサイタル@亀戸御殿

三味線の今藤政智先生のリサイタルがありました。

会場は亀戸天神社のお隣りにある亀戸御殿「雅」。二条城の二の丸御殿を再現したという豪華なお部屋でした。


丸い天井がは音響にも良い影響があるそうです。

壁は金箔で覆われていました。

今回は邦楽だけでなく、いろいろな音楽のジャンルの方とのコラボ演奏がありました。

まず最初は正当派の長唄「鷺娘」でした。三味線と政子先生の唄でした。

次は先生の師である政太郎先生作曲の「六斎念仏意想曲」。NHK交響楽団ティンパニ奏者の植松透さんとの合奏でした。すごい難曲ですが、かけ声もぴったりで、とても息が合っていたと思いました。

3曲目は「明鏡」。こちらは三味線と尺八の坂田梁山さんとの演奏でした。よい雰囲気でしたね。

4曲目と5曲目はヴィオラとのコラボでした。お相手はNHK交響楽団ヴィオラ奏者の飛澤浩人さん。

まずは政太郎先生作曲の「冬」。

そして最後はオペラから「人知れぬ涙」。 とても美しい曲で、ため息が出そうでした。

演奏の後に、全員そろってのご挨拶。


いつもの名コンビのお二人です。


演奏が終わった後には、三味線のお稽古仲間だった方と一緒に、隣の亀戸天神を散策しました。藤の花が有名ですが、花はかなり萎れてしまっていて残念。外国からの観光客もたくさん来ていました。屋台も出ていて、賑わっていました。


藤棚です。


スカイツリーもよく見えました。

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この日の装い。

青の濃淡のセオアルファ着物。


帯は薄い緑色の地に、何か分からない大きな花柄。

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「一日一句」

三味線の 音より先に 藤の花


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