2011年8月14日日曜日

神楽坂で「越後獅子」

お盆の最中で、みんな海や山に出かけたり、海外旅行とか楽しんでいる人も多いでしょうけれど、私は三味線のお稽古です。

実は9月に小さな発表会があり、4月から参加したまだ初心者の私も出演することになりました。

そこでは「越後獅子」という曲を弾くことになりました。

下手で自信がないので、本当は逃げたいのですが、そうもいかずと思っていたところ、「東京邦楽の集い」という会で、その越後獅子が演奏されるというので、参考になると思い聞きに行ってきました。


こちらは会場の新宿区牛込箪笥区民ホールのある建物です。
大江戸線の「牛込神楽坂駅」の真上にあるので、暑いところを歩かないで済むので便利なのです。


この「東京邦楽の集い」は入場料が無料なので去年も行っています。
その時のブログはこちら▼

去年は子どもの演奏もあり、また聞きに来ている人も着物の人は割とラフな着物(浴衣姿や半幅帯姿の人もかなりいた)ので、去年はお天気が悪かったので洋服で行きましたけれど、くだけた雰囲気の着物でいいと思い、私はこんな「あんみつ姫」の腰元姿で行きました。


矢がすりの夏着物はこちら▼にもあるように、去年、お不動さんの骨董市で1000円で買ったもの。

黒い帯も世田谷ボロ市で1000円で買ったもの。


一番お金のかかっているのが、根津の「りんごやさん」で買った黒いビーズの帯留め▼で、2500円だったかな。

ところが、今回は聞きに来ている人のうち、着物の人はみなさん正式な訪問着姿やすごく豪華な裾模様の入った着物ばかりで、ちょっとびっくりしたわ。

神楽坂と言う場所柄、日本髪を結った芸者さんや、桃割れの若い女の子もいて、今どき、自分の髪で結う人もいるんだなと感心しました。

「越後獅子」は2回も演奏がありましたが、とても参考になりました。

こちらが名取さんクラスの人の演奏の「越後獅子」。
黒の紋付が名取さんですね。


こちらは名取さんではない人もいたグループの「越後獅子」


素人さんとはいえ、何も楽譜を見ないで、17分もの演奏をするのは、大したものです。

この演奏会は三味線と長唄を歌う人の他に、太鼓や鼓や笛の人も揃っていたんですけれど、かなりイケメン度が高かったのよ。

みなさん、若くてかっこいい。


特にこの太鼓の人は、眼光が鋭くて、なにかを思いつめたような表情の人でした。オールバックが似合っていましたね。
(あっ、頭から角が生えているみたいですけれど、これは長唄の人のためのマイクです)


藤舎呂凰さんというプロの演奏家で、芸大出身。28歳。おじいさんの代から邦楽家のようですが、いろんな活動をしているようです。ユーチューブで検索すると、この方の演奏姿が見られます。

「イヨッ」とか「ホーッ」とか「アチョー」とか掛け声をかけながら太鼓をたたくのだけど、りりしくてカッコ良かったわ。

邦楽界にもイケメンが進出しているのは、嬉しいわね。

ということで、私も頑張って練習をしなくちゃ。

2 件のコメント:

  1. マサ8/15/2011

    フフ、「あんみつ姫」の腰元姿ですか。
    そういえば、昔東映の時代劇(古!)で見たような。
    太鼓の方、ちょっと鳩山さんに似ていませんか?オールバックのところが。似てないか(笑)

    9月って、だいぶ先のような気がしていたけど、もう来月なのね。
    演奏会に参考のために足を運んで、としちゃん、気合が入っていますね。

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  2. マサさん、太鼓の人は実物はもっと素敵でしたよ。オーラがあったわね。鳩山さんみたいにヤワじゃないと思いますよ。

    やはり上手な人の演奏を聴くのは勉強になります。イメージトレーニングにもなるし。
    今私が欲しいのは、防音ルーム。音を出すのが気になるんですよね。きっと近所迷惑だろうなと思っているの。

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