それらを眺めながら歩くだけで楽しいですね。
こちらは観光名所でもある「時の鐘」。
最初は寛永年間に建てられたそうですが、これは明治時代に再建されたものだとか。
蔵造りの町並みにドーンと目立っています。
高さは16メートル。
お正月も近いので、商店の店先には、門松が飾られていました。
蔵造りの建物は、貫禄がありますね。
この辺りは、うなぎ屋さんが並んでいました。
いい匂いがしていましたよ。
大正浪漫夢通りにあるお店。
「山崎美術館」
橋本雅邦の作品などが展示されています。
川越在住のペン画家Tさんの作品も展示されたというので、拝見しようと思ったのですが、この日は残念ながら休館日でした。
私のおすすめのお店もちょっとご紹介しておきます。
こちらは観光客相手のお店ではないようですが、NPO法人が運営している手織り工房「さをり」▼。
障碍者支援や国際支援をしているそうです。
とても感じのよい手織りのスカーフやバッグ、小物などを売っていました。
「織物体験教室」というのもあるそうです。
かなり良心的なお値段で売られていました。
通帳ケースをお土産にしましたが、400円だったかしら。
こちらは着物仲間に教えていただいた「日なた」というリサイクル着物のお店です。
場所は、「時の鐘」の近くにありました。
ここの女主人には、長時間にわたって帯選びの相談に乗っていただきました。
この日は洋服姿で対応されていましたが、きっと着物もお似合いの白髪が素敵な方でした。
結局、買ったのはこちらの袋帯。
鮮やかなグリーン。
こういう色の帯はあまりないと思うので、それが決め手でした。
大正浪漫夢通りにありました。
ガーリッシュな着物や帯、半襟、アクセサリーを売っている楽しいお店でしたが、ちょっと私には若過ぎたかも。
最後に、川越の散策マップを載せておきます。
さすがに観光都市だけあって、パンフレットなどは充実していますね。
川越市にはいろいろな鉄道が入っていて、駅名だけでも川越駅、本川越駅、川越市駅などがあって、いまだに間違えてしまっています。
でも歴史や文化にあふれ、そしてお買い物も楽しめる楽しいところです。
これからも川越のみなさまにはお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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この日の装い。
いただきものの淡いピンクの紬です。
帯は先日、たんすやさんのイベントで1000円で買った染の帯。
お太鼓に柄を合わせようとして、ちょっと締めるの苦労しました。
私には珍しく帯留めもして、気を配ったつもりだったのですが、寒い日だったので、結局一日中コートを脱ぐことがなく、帯は見えませんでした。
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今年最後の着物でしたが、これは私が着物を着るようになって、当時、京都に住んでいたさとさんから譲られた着物です。
その当時は、私は着物の種類や寸法もまるで分からず、ただ嬉しい気持ちだけで着ていました。
そしてその頃は、さとさんも私もまだ仕事をしておりましたが、それから数年たち、お互いに年をとり、いろいろ環境も変わり、さとさんもまた着物を頻繁に着られる生活に復活されました。
それは私にはとても嬉しいことなのですが、着物をたくさんいただいてしまったので、さとさんは今となっては惜しんでいるかも?
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今年も楽しく着物であちこちお散歩できました。
これも健康であってこそですね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。