七草粥の1月7日、とてもユニークな活動(?)に参加してきました。
それは昭和30年に建てられた「昭和な家1955」▼で開かれました。
「昭和な家」からの事前のお知らせを見て、「昭和時代の着物を着て、七草粥を食べる集い」だと勝手に思いこんで、気楽に出かけた私でしたが、実はそれは大いなる認識不足でした。
なんと「マネキンチャレンジ」というのをするというのでした。
マネキンチャレンジというのは、「マネキンのように動かないでストップモーションのような状態の動画」のことなんだそうです。
舞台は「昭和な家」のおうちの外と中でした。
ここは1955年、つまり昭和30年に建てられた、還暦過ぎのおうちです。
外では子供たちが羽根つきやベーゴマで昭和の正月遊びをしていました。
割烹着姿のお母さんは、七輪でお餅を焼いています。
おうちの中に入ると、台所では姉さんかぶりをしたお母さんが七草粥を作っています。
隣の部屋では、百人一首に興じる人たち。
そして奥の部屋には、こたつにミカン。
お嬢さんは黒電話でお話し中です。
そういうシーンの役割を割り振って、それぞれが名女優として参加したのでした。
ビデオ撮影の前には、「平成」時代のものは、見えないように隠すという作業をしました。
スマホはもちろん、しっかりと隠しましたよ。
私は「大吉」のおみくじを見て、喜んでいるという役でした。
ところがクッキーを持った右手が少し動いてしまったので、撮影は撮り直し。
すいませんでした!
何回か撮り直して、出来上がったのはこちら。
ユーチューブで公開されました。
上映時間は、1分少々です。
私もどこかに出演しているので、探してみてくださいね。
「昭和な家」マネキンチャレンジ▼
みなさんの昭和レトロ気分満載の着物や洋服を眺めているだけで、にんまりしてくるようでした。
撮影に使った小道具も全部手作りでとても凝っていて、一つ一つが昭和そのものでした。
そして撮影終了後は、実際に作ったお粥やお餅、みかんなどをみんなでいただきました。
参加されていた方は、才能豊かな方ばかりでした。
エッセイスト、カメラマン、編集者、造形作家、ガラス作家、公認会計士さんなど、素晴らしい方が集まりました。
ユニークな経験をさせていただき、ありがとうございました。
ご一緒させていただいて、とても楽しかったです。
ホッとしたひとときを、写されていました。
何の取り柄もない私ですが、昭和30年代を実際に生きてきた証人(?)として参加させていただきました。
「昭和な家」に集まられた皆さんに、昭和30年代に子供時代を過ごした者より、お礼申し上げます。
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この日の装い。
昭和らしい着物、というご指定でしたので銘仙の着物にしました。
色使いもなんとなく昭和っぽいでしょう。
昔、母が、こういう色の着物をよく着ていた記憶があります。
帯はぴったりのものがなかったので、袋帯の裏側を出してみました。
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