2017年1月13日金曜日

懐かしいお正月@「昭和な家」

七草粥の1月7日、とてもユニークな活動(?)に参加してきました。

それは昭和30年に建てられた「昭和な家1955」▼で開かれました。


「昭和な家」からの事前のお知らせを見て、「昭和時代の着物を着て、七草粥を食べる集い」だと勝手に思いこんで、気楽に出かけた私でしたが、実はそれは大いなる認識不足でした。

なんと「マネキンチャレンジ」というのをするというのでした。
マネキンチャレンジというのは、「マネキンのように動かないでストップモーションのような状態の動画」のことなんだそうです。

舞台は「昭和な家」のおうちの外と中でした。
ここは1955年、つまり昭和30年に建てられた、還暦過ぎのおうちです。


外では子供たちが羽根つきやベーゴマで昭和の正月遊びをしていました。

割烹着姿のお母さんは、七輪でお餅を焼いています。


おうちの中に入ると、台所では姉さんかぶりをしたお母さんが七草粥を作っています。

隣の部屋では、百人一首に興じる人たち。

そして奥の部屋には、こたつにミカン。
お嬢さんは黒電話でお話し中です。

そういうシーンの役割を割り振って、それぞれが名女優として参加したのでした。

ビデオ撮影の前には、「平成」時代のものは、見えないように隠すという作業をしました。
スマホはもちろん、しっかりと隠しましたよ。

私は「大吉」のおみくじを見て、喜んでいるという役でした。
ところがクッキーを持った右手が少し動いてしまったので、撮影は撮り直し。
すいませんでした!

何回か撮り直して、出来上がったのはこちら。
ユーチューブで公開されました。
上映時間は、1分少々です。
私もどこかに出演しているので、探してみてくださいね。

「昭和な家」マネキンチャレンジ▼

みなさんの昭和レトロ気分満載の着物や洋服を眺めているだけで、にんまりしてくるようでした。

撮影に使った小道具も全部手作りでとても凝っていて、一つ一つが昭和そのものでした。

そして撮影終了後は、実際に作ったお粥やお餅、みかんなどをみんなでいただきました。


参加されていた方は、才能豊かな方ばかりでした。
エッセイスト、カメラマン、編集者、造形作家、ガラス作家、公認会計士さんなど、素晴らしい方が集まりました。


ユニークな経験をさせていただき、ありがとうございました。
ご一緒させていただいて、とても楽しかったです。

ホッとしたひとときを、写されていました。


何の取り柄もない私ですが、昭和30年代を実際に生きてきた証人(?)として参加させていただきました。


「昭和な家」に集まられた皆さんに、昭和30年代に子供時代を過ごした者より、お礼申し上げます。


*****

この日の装い。

昭和らしい着物、というご指定でしたので銘仙の着物にしました。
色使いもなんとなく昭和っぽいでしょう。


昔、母が、こういう色の着物をよく着ていた記憶があります。

帯はぴったりのものがなかったので、袋帯の裏側を出してみました。




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