4月の美濃国旅行の続きです。
五六川閘門を見学▼した後は、川崎平右衛門さんの供養塔がある興禅寺に行く予定でしたが、とにかくバスの便が悪くて、待ち時間を計算したら歩く方が早いと言うことになりました。
それで五六川をテクテクと北に向かって歩きました。
そして国道を渡り、JR東海道線の下をくぐり、そこから西の方へ向かいました。
実は鉄道の下をくぐるのがちょっと不安だったのですが、ちょうど電気工事をしているお兄さんに尋ねたら、とても親切に教えてくれました。スマホの地図アプリで調べてくれて、「こちらのルートの方が安全で分かりやすいですよ」と教えてくれました。本当に助かりました。
こちらは途中、トイレ休憩をしたコンビニ。
「穂積牛牧店」とありますね。「ほずみうしき」と読みます。難しい!
今度は犀川(さいがわ)という川に沿って歩きました。
それからかなり歩きました。
住宅街に入り、玄関先で掃除をしている老夫婦に「興禅寺というお寺をさがしているのですが」と話しかけると、「あー、平右衛門さんのお寺ね」と気軽に答えてくれました。そして「あそこのお寺はご住職が亡くなって、その跡継ぎをどうするか・・・」と世間話になりました。
平右衛門さんと言う人は、260年ほど前に亡くなった人ですが、そんな昔の人でも、この土地では親しまれているのだろうと感じました。
五六川閘門から興禅寺への足取りはこんなルートでした。右の太い川は長良川、左は揖斐川です。その間にいくつもの川が流れている地域でした。