たまたま夫が知り合いから招待券を2枚もらったので、たまにはこういうイベントを夫に見せるのも良い機会だと思い、社会科見学のつもりで誘ったのです。
最終日だったので、すごい人出でした。
開館前に到着したのですが、それでもお客さんが長蛇の列でした。
私は以前は、目黒雅叙園の近くに住んでいましたし、ここのイベントも何回か行ったことはあるのですが、夫はまるで初めてでした。
あまりにおばさんが多いので、あっけに取られていたようです。
今回の「和のあかり×百段階段」は、「アートイルミネーション」というのだそうです。
日本各地の祭や工芸品が、光によってより一層美しく見えるように、それぞれのお部屋ごとにディスプレイされていました。
おなじみの百段階段の両脇には、石巻市のこけしが並んでいました。
こちらはすみだ水族館と光のコラボでした。
泳いでいる金魚を写すのは難しいですね。
こちらは青森のねぶたと光のコラボ。
これは動物の版画と光のコラボ。
クマが可愛かったのですが、暗いところなので、うまく写っていません。
説明をよく見ませんでしたが、棟方志功のものだったかしら?
これは切り絵だったかしら。
黒い枠に鮮やかな色の花を配置したデザインが洒落ていました。
こちらは暗い空間で、ほおづきを目立つようにしたものです。
オブジェのようです。
ちょっとしたものでも、見せ方がうまいですね。
これは面白かったです。
中心にはアルファベットが彫られていいるのですが、それに中から光を当てています。
畳に文字が浮かび上がっていて、センスの良さがうかがえました。
こちらは百段階段の一番上にあった「頂上の間」の生け花。
花がハンモックのようなネットに入れてあって、ゴージャスでした。
床はタイルでできていて、そこに上の花が映し出されていました。
ちょっと前に見た、「花戦さ」▼のシーンを思い出しました。
同じ部屋の天井です。
たくさんのガラスの風鈴が、天井から吊るされていました。
とても涼しそうでした。
展示物はどれもデザインが優れていましたが、とにかく人が多くて、押し合いへし合いされながら見ていました。
こちらは展示場から出た、お土産屋さんの入り口にあった金魚たち。
展示場を出て、本館の方にも足を伸ばしました。
こちらも展示場と負けず劣らず、派手です。
館内には、浴衣姿の女の子がわんさかといて、あまりに派手派手で肝をつぶしました。
「今竜宮城」と言われる目黒雅叙園の派手さにも負けない浴衣ばかりでしたね。
滝のところも浴衣女子で満員。
みなさん、かわりばんこに写していました。
滝はとても混雑していて入る隙もないで、おばあさんは小さな灯籠の傍で我慢。
こんな地味な着物を着ていたのは、私くらいでしょう。
夫とこのようなイベントに来たのは初めてでしたが、全然、無感動でした。
あっけにとられたのでしょうか。
うそでも「面白かったね」くらいの感想があってもよいのにね。
最後に言ったことは、
「無料だから行ったけれど、お金を払ってまで見る気はしない」とのこと。
そういう感想もあるのですね。
会場を出たら、さっさと新宿の電気屋さんへ行ったようです。
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この日の装い。
ちょっと前の着物交換会でいただいた浴衣(?)です。
最後まで誰も手を出さないので、いただいてきました。
怖い顔をしていますね。
かなり透けているので、自分でいしき当てを付けました。
袖丈も53センチくらいあって、長いのですが、それはそのままで着ています。
帯は地元の骨董市で千円で買った麻の帯。
麻の帯は重宝します。