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2023年12月8日金曜日

【次太夫堀・六郷用水 20】丸子川 尾山台〜多摩川 2

前日のブログの続きです。

丸子川を歩いて、世田谷区から大田区へ入りました。

八幡神社を過ぎたあたりに、ちょっと珍しいものがありました。


フェンスの中を覗いてみると、わずかに水が流れていました。
水位を調整する堰のようなものだろうと思います。

ここから丸子川が分かれていました。矢印の方向にも、水が流れていました。


この流れを追ってみると、今まで来た道と直角の方へ流れていました。ただしここには歩く道がなかったので、上から覗いてみただけです。


反対側の道路です。


この先は、自分で確かめてはいませんが、多摩川まで繋がっているようでした。

ここは「鷹の圦樋門映像監視局」というそうです。
ライブカメラがあるところです。
ユーチューブの「東京都水防チャンネル」で丸子川の動画が見られるようになっていました。

「お鷹」と名前の付く場所は、鷹狩と関係あるところが多いのですが、この場所もかつては鷹狩をしたところなのでしょうか。

近くには、照善寺というお寺がありました。


お寺に入るのにも、当然、橋を渡って行きます。


お次は中ノ橋。


急に西洋風のお屋敷が見えました。立派ですね。

その次は荏野橋。


えのはし、と読みます。


このあたり、橋がたくさん架かっていました。

次は、下ノ橋。


昭和37年にできた橋でした。

宝来橋。



お次は小島橋。


このあたりの橋は、造りが似ていましたね。

ここから宝来公園につながる道がありましたが、結構傾斜が厳しそうなので、平らな川沿いのほうを歩くことにしました。

多摩川が近くに流れていたので、土手に行ってみると、このような標識がありました。


丸子川の橋のたもとには、トイレのマークがあったので、利用してきました。


このあたりは無名橋が続きました。
この橋は架けられた年だけが記入されていました。


こちらも無名橋。
後ろの急な狭い階段を登ると、宝来公園に入れるようです。

後藤橋。


平成に架けられた橋でした。

橋名と、架けられた年月が同じプレートに書かれているのは、ちょっと珍しいタイプでした。


田園調布4丁目の信号です。

ここは多摩堤通りというようです。道路が急に太くなり、大きなクルマが通るようになりました。


パークウェイ入口のバス停がありました。


このあたりからは、丸子川はドブ川のようになっていました。細くなりましたね。


多摩川台公園入口がありました。

こちらの公園は、以前、歩いたことがあるので、今回はパスしました。中には古墳がたくさんあります。


右を見ると、多摩川の向こうには高層ビルが並んでいました。
ススキとの対比がきれいでした。


公園の案内図。
多摩川に沿って公園が続いているのが分かります。


公園際を通る丸子川の様子です。


多摩川台公園のバス停。


向こうには東急多摩川線が走っているのが見えました。


その下をくぐりました。

ようやく終点が見えて来ました。

ここから右に流れると、多摩川に合流するのだろうと思います。

そして、これは私の勝手な想像ですが、左に行く流れを作り、六郷用水にしたのではないでしょうか。

右手には、多摩川にかかる大きな丸子橋が見えました。

こちらは六郷用水に架かる小さな沼部橋。


この橋の脇にある、階段を下ってみました。


すると、そこは以前、六郷用水を歩き始めたところにあったトンネルの反対側の出口だったのです。


この中を通れば、六郷用水の出発点になります。
その石碑も見えました。

私の想像通り、丸子川から六郷用水が繋がりました。

これで丸子川から六郷用水は一本の道になり、私の六郷用水への旅も、ようやく完遂したわけです。

嬉しかったですね。

浅間神社のところで隠れてしまった丸子川ですが、たぶん、こちらの踏切の下を流れているのだろうと思います。

この駅前の一等地は、現在工事中で、大きな病院が建てられるようです。


多摩川駅近くにある、植え込みのある細い道は、かつての用水路でしょうね。

そしてこちらの地面には、こんな物がありました。

六郷用水路で何回も出会った、「六郷用水物語」のシンボルマークでした。

嬉しかったですね。

こちらは多摩川駅。もう何回、利用したことでしょうか。

だいぶ歩いたので、多摩川駅すぐ近くにある大田区の「せせらぎ館」でランチ休憩しました。

大きなパンとコーヒーをいただきました。


そしてほっとして帰宅したのでした。

尾山台駅から多摩川駅までの丸子川に架かる橋のまとめです。



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「一日一句」

晩秋に 川と水路が 繋がりぬ


2023年12月7日木曜日

【次太夫堀・六郷用水 19 】丸子川 尾山台〜多摩川 1

このところ、毎日、丸子川を歩いていますが、それは丸子川が六郷用水の一部として利用されていたということを裏付けるためなのです。

結論から言うと、丸子川の終点と、六郷用水と言われる水路の始発点が繋がったので、それは自己満足ではありますが、足で証明できたことを、嬉しく思っているところです。

さて丸子川ですが、前日は尾山台駅で終わってしまったので、その翌日もまた、尾山台まで出かけました。なんとももの好きですね。


尾山台駅には東京都市大学の学生とおぼしき若者が沢山歩いていました。駅から大学までは下り坂を15分くらい歩くでしょうか。近いところではありませんね。

ちなみにこの大学は、かつては武蔵工業大学と呼ばれていました。2009年に、東横学園女子短大と合併して、現在の名前になりました。

私も駅からハッピーロードを歩いて行きました。

東京都市大学はまだ先です。


こちらは前日の最後に出会った稲荷橋。

ここから丸子川を東方面(下流)に向かいました。


次は浄楽橋です。


こちらは、ひらがな標記。
「はし」ではなくて、「ばし」と書かれていますね。


名なし橋が続きました。


都市大学の正門前には、六郷用水の説明板が設置されていました。
昔の◯◯村、と書かれているのが、良いですね。

この説明板は、都市大学が「世田谷区玉川街つくり部」へ、寄贈したようでした。


次は西根橋。

中の橋。


まだ、新しそうな橋です。


川の近くの木々が紅葉して綺麗でした。


次は北原橋。


よく見かけるパターンの橋です。

橋のすぐ近くに、ちょっと歴史がありそうな家が建っていました。


八幡橋でした。


こちらは、かなりサビついた橋ですね。


天慶橋。


尾山橋。


やはり、尾山という山があったのでしょうか。


上の橋。


かみのはし、と読むのですね。

このあたりは大田区と世田谷区の境界近くですが、欄干や川底がとても美しく整備されていました。


吹上橋。


欄干の飾りも凝っていました。


なかなか良い風景のところでした。

庵谷橋。


いおりやばしです。ちょっと読み方が凝っていますね。


このあたりの案内図です。
やはり地図があると、スマホで見る地図よりも、安心しますね。


八幡神社がありました。


古い石碑があり、それによると、このあたりは昔は大森区と言われていたようでした。


八幡橋。
ものすごく低くて、小さくて見過ごしてしまいそうでした。

このあたりの崖はすごい傾斜でした。


この家の窓からものを落としたら、川に落ちますね。

こちらはかなり古そうな橋でしたが、名無しでした。


名無し橋は久しぶりでした。

川の壁面には、こんなふうな工夫がしてあり、美観も考えているようでした。

ということで、橋めぐりも長くなってきたので、ここで一旦中断します。

この先には、多摩川に繋がっている水路がありましたが、それは次回のお楽しみにします。

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「一日一句」

城南は かつての田んぼ いま豪邸