前からいちど「虎ノ門ヒルズ駅」に行ってみたいと思っていましたが、ようやく実現しました。
今回、その駅近くにある「港区立みなと科学館」というところでちょっと面白そうな展示があったので、これは良い機会だと思って出かけてみました。
「虎ノ門ヒルズ駅」は2020年に建てられたそうです。虎ノ門駅から歩いてもたいした距離ではありません。虎ノ門ヒルズのために建てたような駅で、建設費用はヒルズを運営している森ビルが負担したそうです。
そういえばこのあたりには森ビルがたくさん建っています。
駅の構造は大胆というか、オシャレというか、都会の雰囲気を感じました。
エレベーターが交差していました。
この駅の周囲はオフィス街です。
駅から少し歩いたところの立派なビルの1階が「港区立みなと科学館」でした。
「水でつながる生命のものがたり」という展示をしていましたが、平日の朝早くだったせいか、誰も他に人はいませんでした。
子供が体験しながら科学を学べるような施設でした。
かなりお金をかけたところでしたね。
【さかなくん】が監修している? 6分くらいの長さのビデオが面白かったです。
雲から雨になり、そして川ができ、そこに魚が住み・・・という自然のサイクルの様子が分かりやすく描かれていました。
こちらのパネルもとてもきれいでした。「生命誌絵巻」です。
人間が地球のすべての中心にいるわけではない、ということを思わせるパネルでした。
ここにはプラネタリウムも併設されていますが、時間が合わなかったので、今回は見合わせました。
その後は、同じビルの2階にある「気象科学館」に行ってみました。
ここも無人でした。
火山や地震、津波などについて学べるようになっています。
以前、大学の授業で「気象庁の移転」についての講義を受けましたが、それについていろいろな資料も展示されていて、面白かったですね。
もう一度、虎ノ門ヒルズを通りました。
この後はまっすぐ北に、霞ヶ関に向かって歩きました。
途中に立派な神社がありました。金比羅宮だそうです。
オフィス街のど真ん中にあったので、驚きました。
これ以外は、周囲は官庁だらけでした。地図を見ると、どれも○○省、と書かれていました。
こちらは財務省。入口にはガードマンがたくさん立っていました。
文科省はかなり古ぼけた建物で、ちょっと可哀相でしたね。
日本の中枢のお役所が集まっているところですが、メトロの霞ヶ関駅が丸ノ内線、日比谷線、千代田線、それぞれとても遠くて、おまけに地下がとても深くて、なんだか面倒なところでした。
お役人さんたち、ご苦労様です。
この日のルート。たいして歩いていませんね。