今回の「源氏物語を楽しむ会」は前半はほとんどおしゃべりタイムでした。
後半になり、ようやく原文と訳本を読み合わせました。
今回は与謝野晶子の訳本を使ってみました。
お話は、野分(台風)の後に、光源氏が六条院に住む女性たちを訪れる場面です。
前回は大宮や秋好中宮を見舞いましたが、今回はまずは明石の君のお部屋へ。
ただし明石の方のお部屋へはちょっとだけ。
その後、このところのお気に入りである玉鬘を訪問しました。二人の親密な場面を覗いてしまった息子の夕霧は、二人があまりになれなれしいので、焦ってしまうほどでした。それでも夕霧は「やはり紫の上の方が美しい」と思うのでした。
夕霧はその後は花散里のところへ。彼女は衣装を草花で染めたり、片付けたりしていました。
そんなこんなで野分の巻はもうちょっとでおしまいになります。
この日はKさんがすてきなお着物で登場。
破格の安さだったのですが、未使用品で、かえって締めづらかったです。
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