世田谷区内で環境問題を学習している会に参加してみました。
環境問題と言っても幅が広く、食や水、緑など様々な面から長い間、学んでいるグループです。
たまたまネットで見つけて参加してみたのですが、殆どの方は世田谷区民でした。
第1回目は食の問題でしたので、会場は世田谷区の医療健康施設の調理室でした。
まず代替肉でカレー作りの実習、その後は食糧危機や自給率問題、そして区内で農業を営んでいる方のお話を聞くという内容でした。
代替肉は大豆でできていて、それを戻して使いました。袋の中に見える肉団子のようなものが代替肉です。
カレーはおいしくできましたが、代替肉の味はうーん、イマイチ、というか唐揚げのように下味をつけて調理したら良いかもしれません。
また調理後には、お鍋を新聞紙とタオルに包んで20分ほどそのまま保温しておくと、野菜などが柔らかくなっていました。これは光熱費削減には良いかもしれないと思いました。
新聞紙で包んでいるところです。
メンバーのご自宅で採れたというデラウエアも甘くておいしかったですね。久しぶりに種ありのブドウをいただきました。
また食品ロス、フードマイレージやバーチャルウォーターなどについても学びました。
世田谷区内には現在291戸の農家があるそうです。
お話をされた農家の方は、現在、野菜(トマト、キュウリ、なす、大根など)や鉢花(パンジー、ビオラ、ベコニアなど)を作っているそうです。25アールの畑と言われましたが、どのくらいの広さなのか、ちょっと見当がつきません。
やはり高齢化と後継者不足が問題になっているようでした。
この会は男性の参加が多く、また発表はパワポを使用などかなりレベルが高いと思いました。また世田谷区の後援があるためか、参加費は無料です。
次回は清掃工場見学です。
いろいろと学べるよい機会となりました。