招待券をいただいたので、「草乃しずか 日本刺繍展」を日本橋高島屋で見てきました。
すごい人気でしたね。私が会場に到着したときは、ちょうどこれからトークショーが始まるという時間だったので、たくさんのファンが舞台を囲んでいました。
そこに登場した草乃さんは、優しい口調で刺繍人生を語り始めました。
今回のテーマは「源氏物語を花で装う」ということで、物語に登場する女性たちをイメージして、たくさんの着物に刺繍を施していました。
左上は、紫式部のイメージ
その下のグリーンは、明石の方
右上は玉鬘
その下の黒は六条御息所
一番下の茶色は末摘花、でした。
こちらはウェディングドレス。
たくさんの花紋。
どれもこれも素晴らしいデザインと技術でしたね。なんと200点も出展されたそうです。
この刺繍糸の箱が興味深かったです。
一針、一針を刺していく気の遠くなるような作業も、この糸がないと何もできないわけですね。その初めの一歩を見たような気分になりました。
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とても暑い日でしたが、草乃さんに敬意を払い、絽の着物にしました。
今年の4月に「着物大放出」というお譲り会でいただいたものです。
深緑色に細かい模様が入っています。裄がぴったりサイズでしたので、いただいてきました。
帯は伯母の遺品です。高級品のようですが、かなり締めにくいものです。柄出しがうまくいかず、3回ほど締め直しました。
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