先日、日比谷界隈を歩いて来ました。
最初に訪れたのは、日比谷図書館。正式名は「千代田区立日比谷図書文化館」というそうですが。
こちらの展示を見てきました。
「実録 桜田門外の変」
ご存知、井伊大老が桜田門外で暗殺された事件ですね。
その歴史的背景や、その場に居合わせた人たちの記録などが展示されていました。
幕末の様子は何かと分かりにくいのですが、鎖国を続けたいグループと、開国派の争いが中心だったのでした。当時の世界の状況に合わせると、日本だけが孤立するわけにもいかず、おまけに幕府側や天皇の思惑もあり、なかなかややこしい時代だったことが読み取れました。
それになんと言っても3月3日の雪の朝、というシチュエーションが映画や舞台にはぴったりの情景でしたね。
当時の絵画や記録がたくさん残されていました。
私は諸田玲子さんの「奸婦にあらず」という時代小説が大好きなのですが、これは井伊直弼の愛人だったと言われる村山たかの一生を描いたものです。当然、その事件のことも描かれていますが、愛する人が殺されてしまうなんて、どんな気持ちだったのでしょうか。
図書館のロビーには、可愛いおひな様が飾られていました。「ゲームで遊ぶひな人形」ということでした。
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