このところ、武蔵小金井とか国分寺とか立川とか、そういった武蔵野台地方面ばかり出かけていますが、今回は都心まで行ってきました。
これを見るためでした。
というのも夏期講座で「大奥」についての授業があり、いろいろと説明を聞いたので、博物館ではどのように扱っているのか、気になって行ってみたのです。
こちらは学割の入場券。
朝一番で出かけましたが、混んでましたね。ほとんど中年女性と外国人でしたが。
最初のコーナーでは、男女が入れ替わりになったNHKの「大奥」や、「歴史探偵」がフルに利用されていた様子でした。
最初の巨大スクリーンは美しくて見事でしたね。そこだけは写真撮影OKでした。
イヤホンガイドも冨永愛さんのナレーションだったし、今回は歴史好きな人よりも、華やかな世界を期待してくる人向けだったかな。
将軍のお手つきになり、そして跡継ぎを生めば、それで最高の地位になる大奥。
大奥の歴代の女性たちが描かれていました。
大奥の女性たちが着たという着物の展示は素晴らしかったですね。
また大きなふくさ(何という名前だったか?)の刺繍が豪華で圧倒されました。
これでもか、というくらいに様々な品が展示されていました。ただし大奥の女性たちが好んだ歌舞伎で役者が着ていた衣装まであり、ちょっとやり過ぎでは、とも感じました。
それにしても当時の農民は苦労して生活していただろうに、ごく一部の女性たちだけが、こんなに派手な暮らしをしていて良いのだろうか? とも感じました。もちろんここに住んだら、愛憎劇で大変だったでしょうけれど。
展示会場から出ようとしたら、すごい豪雨で歩くこともできないくらいでした。
ちょうど「VRで見る大奥」というのを無料でやっていたので、雨が上がるのを待ちました。ゴーグルをつけて江戸城内を見ましたが、なんだかクラクラしましたね。
久しぶりのお江戸巡りでした。
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