今回の「楽しむ会」は最少人数で、ひっそりと行いました。
玉鬘の巻でしたが、原文も現代語訳もなんだか分かりづらいものでした。
というのも、今回のお話は、いわゆる主人公である光源氏とは直接は関係のない人たちが話題の中心だったのです。それもあまり詳しい説明がなくて、ちょっと理解に苦しむ部分があちこちにありました。
というのは、お話は、光源氏の元愛人(夕顔)が残した忘れ形見(玉鬘)が結婚した相手(鬚黒)の元の奥さん(北の方)の父親(式部卿宮)の奥さん(大北の方)の話が多かったからです。
非常に分かりにくいでしょ?
おまけにこの式部卿宮というのは、光源氏の最愛の人(紫の上)のお父さんであり、そしてまた光源氏の秘密の愛人だった人(藤壺)とは兄妹であるというおまけつき。
ややこしー!
本当に狭い社会での人間関係なのですね。
おまけにこの日は、日本の伝統に詳しいUさんがお休みだったので、ふたりであーでもない、こーでもないと解釈して、悪銭苦闘しました。
ということで、前回、Uさんが提供してくれたこちらの人間関係図を見ながら、誰が誰なのか、どんな関係なのかを確認しながら、読み進めました。
こういうややこしい関係の人物たちを、彼らの性格や行動を含め、間違えることなくたくさん登場させた紫式部さんは、すごい人物だと感じたのでした。

