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2025年1月24日金曜日

情けない日

先日、とても情けない日がありました。

よく晴れた日曜日でしたが、ドジが続き、無駄ばかりで、たいした収穫もない日になってしまいました。

そもそも家を出発した時点で間違っていました。

当初の予定では、まず近くの図書館まで歩いて行き、数冊の借りていた書籍を返却して、身軽になってから次の目的地に行く予定でした。

それが家を出た途端に本の返却などすっかり忘れてしまって、すぐに電車に乗ってしまいました。気づいた時はすでに遅く、今さら図書館に寄るわけにもいかず、仕方なく重い数冊の本を抱えたまま、次のところに向かったのでした。

この日の目的地は中野区江古田にある「中野区立歴史民俗資料館」というところでした。それで大江戸線を利用して行くことにしました。

車内には「だるまちゃんとてんぐちゃん」のイラストが描かれていました。加古里子さんの絵本です。昔、子供が大好きなシリーズでした。


新江古田駅で下車しました。初めて利用する駅でした。ちなみに江古田は、「えこだ」ではなく、「えごた」と言うのですね。

ここから資料館まで歩きました。坂道を下ったり上ったり、15分ほど歩いたでしょうか。

こちらは水が流れていない川に架かっていた「江古田憩い橋」


下は江古田川だそうです。近くには「江古田の森公園」がありました。

お次は「西原橋」です。やはり江古田川に架かっているようでした。


「北江古田公園」の入口近くにありました。

そして目的の中野区立歴史資料館に到着したところ、「本日は閉館」との看板が目に付きました。

えー、嘘でしょ。月曜日なら閉館は分かりますが、この日は日曜日だったのです。ところが案内をよく見ると、第三日曜日は休館と小さく書いてあったのでした。がーん。なんのために重い本を抱えてここまで来たのか。


資料館のいわれが書かれていましたが、なんだか読む気になれませんでした。

このあたりは住宅街で、他に見るべきもものないので、仕方なくJR中野まで出てみることにしました。

丁度、運良くバスが来たのでシルバーパスを利用して乗りました。

(この時だけはラッキーでした)

中野駅まではかなり乗りでがありましたね。

そして噂に聞いていた、ブロードウェイ地下にあるリサイクル着物屋さんを探してみました。

ブロードウェイは学生時代、古本屋さん目当てによく通ったところですが、地下街は初めて。食べ物屋さんなどがたくさんあり、市場のような雰囲気のところでした。

リサイクル着物屋さんは見つかりましたが、うーん、あまり買いたい気持ちになれないようなお店でした。清潔感がないというか。

それでもちょっと良さげな帯揚げがぶら下がっていたのですが、5500円もしたのです。それならもうすこしマシなお店で買った方がよいと思いました。

ということで時間をつぶしただけで、半日が終わってしまいました。

何の収穫もなく、情けない日となりました。

JRのプラットホームから見た中野駅周辺。解体予定の中野サンプラザの建物がまだ残っていました。

この日、歩いたルートです。


中野区というと、JR中野駅周辺しか知りませんでしたが、以外と広いし、アップダウンがある場所だと思いました。

2023年10月27日金曜日

京都 白川の橋巡り

半年ぶりの京都でしたが、旅先でもいつもと同じようなことをしていました。

それは川歩き・橋巡りです。

まずは白川を歩きました。

半年前、桜の季節に来た時にも、白川を歩きました。その時は、東山駅から白川通を北東方向に行き、丸太町通りで左折して、平安神宮まで辿りました。

その時のブログはこちら▼

https://toshiko72.blogspot.com/2023/04/blog-post_11.html?m=0

白川には橋が44架かっているのだとか。半分くらいは歩いたでしょうか。

今回は、鴨川の四条大橋付近から東山駅まで歩きました。

まずは、四条大橋。


とても天気の良い日で、日傘がほしいくらいでした。
美しい鴨川の眺め。

さて鴨川からちょっと脇に入ったところを歩きます。

最初にあったのは弁財天。


その近くをチョロチョロと水が流れていました。


これが白川ですね。

最初は大和橋(やまとはし)


祇園の下流にある橋です。この橋は明治45年に作られたそうで、最近、2003年に改修されたそうです。

由来が書かれていました。


江戸幕府が建てた石橋です。
なかなか風情のある散歩道でした。


これはなんだったかな。かなり古そうですね。

このあたりは白川南通というそうです。

巽橋(たつみはし)


すぐ近くには辰巳大明神がありました。


この辺りは川が直角に曲がるところが多くありました。


新橋(しんはし)

この辺りは日本情緒に溢れているところで、多くの外国の方が写真を写していました。

実は私もタイから来日したという着物姿の若い女性に、写真を撮ってよいかと聞かれ、写されてきました。

面白いオブジェ。竹で作られているのでしょうか。

新門前橋(しんもんぜんはし)


このあたりは花見小路と呼ばれているところです。

こちらも直角に曲がったところにありました。

有済橋(ゆうさいはし)


この橋を渡り右折すると、「なすありの径」というのがありました。「なすあり」というのは中国の儒教の書物から由来するそうです。


このあたりは、それぞれの家に入るために作られた橋が多数ありました。個人の家の橋のようなので、写真を撮るのを控えましたが、面白い橋をちょっと紹介します。



狸橋(たぬきはし)

ここを直進して知恩院バス停を左折するとちょっと雰囲気が変わってきました。


知恩院へ渡る橋

菊屋橋(きくやはし)

この先はとても歩きやすい川べりの道でした。


一本橋。


私はこういう橋は苦手です。

この橋は唐戸鼻橋(からとはなはし)


川端の柳が美しいところでした。

また一本橋がありました。

土居丿内橋(どいのうちはし)


ずっと歩いてきましたが、三条通りは時代祭のため通行止めでした。


年に一度のお祭なら仕方ないですね。とても多くの観光客がいました。


このたりは室町時代の衣装だったと思います。




前回の終点だった白川橋にたどり着きました。


かなり古そうな石碑です。
なんと書いてあるのかしら。


ということでここで今回の白川歩きは終了。地下鉄の東山駅まで歩き、京都駅まで戻り、その後ホテルにチエックインしました。


この日の装い。

リサイクルの大島紬と、羽織からリメイクされた両面帯



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「一日一句」
白川の 橋を渡りて 京の秋

2023年9月15日金曜日

【旅の川と橋】弘前公園

だいぶ前のことになってしまいましたが、青森県にある弘前公園では、たくさんの橋に出会うことができました。

そこには弘前城があります。日本最北端の天守だそうです。

それらの橋は、川にかかっている橋ではなく、弘前城のお堀にかかっていたものでした。

私が参加したツアーは、その日はお昼前に弘前市に到着後、ねぷた村というところでランチを頂き、その後は自由行動になりました。

とても暑い日でしたね。

私は「弘前中央高校口」というところまで歩きました。

そこにはお堀があり、小さな橋が架かっていました。

「大浦橋」でした。


そこから公園内に入りました。この公園には入口がたくさんあるのです。

緑の相談所を通り、丑寅櫓を眺めて、本丸方面へ。

「下乗橋」です。

昔は、ここで馬から降りることになっていたので、げじょうはし、と言われたそうです。


まだ作り直しホカホカですね。



こちらは、二の丸近くにある「杉の大橋」


こちらは平成の時代に建てられました。

弘前市立博物館を通り、あちこち迷いながら西の方面へ。


可愛い蓮の花でした。

蓮池と呼ばれるところでした。

秋田市の駅前ほどではありませんが、ここにも小さくて可愛い蓮が咲いていました。

今度は、北の方へ歩きました。

あれ、木の間から赤い橋が見えましたね。


急いで、そこまで駆け寄りました。

「波弥橋」でした。

はね橋と読むのだそうです。

難しくて読めませんね。

少し歩くと、神社の大きな鳥居が見えました。

近くには賀田橋がありました。


よしだはし、と読むのだそうです。


かつてはここに賀田門があったそうです。

こんな感じで弘前公園ぐるりとお散歩しました。

本丸あたりは入場料を取りますが、私の歩いたところは無料地域でした。

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「一日一句」
水に沿い 広いお城を 橋めぐり