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2022年3月26日土曜日

大岡川周辺あれこれ ほんのり桜

私の両親は、かつて横浜に住んでいました。そこは中華街や横浜スタジアムなどにも近いところでしたので、両親の家に行くときは、 観光気分で出かけていました。

その当時、桜木町周辺にも行きましたが、最近は横浜市役所が新しくなったそうで、駅周辺もだいぶ変わりました。

この記念碑は、JR桜木町駅の改札口から大岡川に向かって歩いたところで見つけました。

「鉄道創業の地」という記念碑でした。真っ黒でよく分かりませんが、説明によると、明治3年(1870)に鉄道を建設するために、イギリスから資材を購入して、横浜港で陸揚げしたと書かれていました。昔は資材の調達だけでも大変だったのですね。

2年後、桜木町(当時は横浜駅と呼ばれていた)と品川の間に初めて鉄道が開通しました。そしてその後、新橋駅と横浜駅に延長されたそうです。

大岡川はそこから少し歩いたところに流れていました。橋のたもとには川の名前が大きく刻まれていました。こういう川の名前の形式は初めて見ました。


このあたりは繁華街のせいでしょうか、橋も川もあまりきれいではありませんでした。

それでも遊歩道があったので、そこを歩くことにしました。


桜が植えられていましたが、まだほとんど咲いていませんでした。

「櫻川橋」という橋は昭和3年7月に竣工されたそうです。戦災には合わなかったのですね。


旧字体がかっこよく見えました。


レトロな彫刻が素敵でした。

大岡川の橋にはNPO法人が企画制作した、素敵な看板がありました。手書きでユニークな説明でした。こういうのがあると、読んでみたくなりますね。


横浜の歴史も分かって楽しめる看板でした。

桜のつぼみが、少しほころびていました。


こちらの「旭橋」もちょっと古めかしくて、好みです。

こちらは「日ノ出湧水」でした。近くにある野毛山公園から湧き出たそうです。関東大震災のときには、飲料水として使われたとか。


末吉橋まで歩きましたが、向こう岸の桜は咲きかけていました。

満開の桜もきれいですが、咲き始めの桜も良いものです。

ライブを聞いた後は、京浜急行の日ノ出町駅まで歩きいて、帰宅の途に着きました。

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「一日一句」

川の道 一日ごとに 咲く桜


2022年3月25日金曜日

ついに他県の川へ 横浜大岡川

私の川歩き・橋巡りも、なんと東京を飛び出して、他県へと広がりました。

他県といっても、神奈川県の横浜市に流れる大岡川ですが。

ここは、日ノ出町でライブに行く時、その前に歩きました。

大岡川という川は、水源は磯子区にあり、上流部では笹下(ささげ)川と呼ばれているそうです。全長約12キロの二級河川です。

まずはJR桜木町で下車しました。

駅の地図で川を確認。

桜木町から、日ノ出町までの大岡川は約1キロくらいでしょうか。(方向がおかしいので見にくいです)

桜木町から日ノ出町近くまで、大岡川に掛かる橋は以下のとおり。

大江橋、櫻川橋、都橋、宮川橋、長者橋、旭橋、黄金橋、末吉橋。(この先も続きます)

何やらおめでたい名前の橋が多いところですね。

橋の名前は美しいのですが、大岡川はあまり美しい川ではありませんでした。

また周囲はラブホテルとか風俗関係のお店があったりして、あまり散歩に適した場所とは言えませんでした。このような店は、終戦後に、米軍の兵隊が駐留していたときにできたのだとか。

それでも川の両岸には桜並木があり、場所によっては三分咲きほどで、全体的にほんのりピンク色になっていました。

またこの川は以前はドブ川と呼ばれていたそうですが、近年は行政と地域住民の手により、環境も重視されてきました

「川の駅」というのがありました。「道の駅」はよくありますが、川の駅は珍しいですね。


ボート遊びをしたり、遊覧船が出るための桟橋もありました。

とはいえ、川はまだちょっときれいではなかったので、遊覧船には乗ってみたいとは思えませんでした。

川べりの様子は、またのブログでご紹介します。


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「一日一句」

横浜の 川も歩くよ 春三月