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2026年1月13日火曜日

善福寺川「上の池」へ

昨年12月の話です。

善福寺川の「上の池」まで行ってみました。善福寺川の源流には、上下二つの池があるのです。

この時は、JR中央線の荻窪駅北口からバスで行きました。「南善福寺」行きという関東バスに乗りました。懐かしい赤と白のバスです。

青梅街道を西に進み、静かな地域に入り、そして「善福寺公園前」で下車しました。

まだ朝早い時間でしたが、犬の散歩をする人や、ジョギングをする人がパラパラといました。

まずは地図を確認。


こちらが「上の池」の入口です。なんだか寒そうな景色ですね。


善福寺公園の生い立ちが書いてありました。

そして内田秀五郎さんの銅像にご挨拶。


この方は若くして政治家になり、現代の杉並区の土台を作った人です。

ほとんど知らないかたでしたが、若い時から活躍されて、最後は100歳まで生きたそうです。「杉並の父」というように呼ばれていました。

こちらは源頼朝が奥州征伐の時にここに立ち寄り、水の出るのが遅いといって、弓で土を突いたという伝説の「遅野井湧水の碑」。


頼朝さん、こちらにも来ていたのですね。この水は現在は枯れてしまっているようですが。

近くの池には市杵島(いちきしま)神社がありました。とても小さくて、目立ちませんが、水の神様だそうです。

その後ものんびりと池の周囲を歩きました。


なんだか寒々とした景色ですね。
このような絵画をどこかで見たような既視感がありました。

池の上の方からちょっと離れたところに「NIDO」というカフェが見えました。評判が良さそうなので行ってみようかと思いましたが、満員なので諦めました。

このときはまだ年末だったので、クリスマスツリーも飾られていました。

そしてぷらぷらと歩いていると「サービスセンター」がありました。中に入ってみると、善福寺池に関する自然や歴史などが展示されていました。小さな子供たちが、このあたりで採れた植物などを使ってクリスマスカーを作っていました。

係の女性もとても親切でした。「善福寺川」という新書本を購入。

この地域は昭和5年に「風致地区」に指定されていて、そのため、今でも豊かな自然が保たれているそうです。

ちなみにここが公園として開園されたのは昭和36年、私が小学校6年生の時だったようです。その頃の雰囲気とほとんど変わっていませんね。

荻窪や西荻、吉祥寺からもちょっと離れているところが、良いのかもしれませんね。

上の池をぐるりと一周しても20分ほどでしょうか。ちょうどよい距離ですね。

その後は井草八幡宮に寄ってみようかと思いましたが、寒かったので鳥居だけ写して、バスに乗りました。


またの機会に、じっくりと寄ってみます。







2021年12月5日日曜日

朝日教育会議 東京女子大学《リベラルアーツ》

私が東京女子大学を卒業したのは、今からおよそ50年ほど前、半世紀前のことになります。

上の写真は、2016年にあるイベントのために訪問したときの本館です。正面には「およそ真なること」というラテン語(?)が刻まれています。昔と変わらない姿でした。

たしか入学した年に大学創立50周年という節目があり、その後、今から3年前の2018年がちょうど創立100周年という大学でした。

私の在学当時は全共闘運動が盛んな時代で、女子大といえども、反帝学評系などの全学連系と、共産党の民青系の学生の対立もあり、また大学のロックアウトも長く続き、2年生、3年生の頃は、大学での授業はほとんどなくて、アルバイトをしたり古本屋巡りをしていたような思い出があります。

大学では、創立当初から、「サービスアンドサクリファイス」(奉仕と犠牲)というキリスト教精神があり、私たちもそれを叩き込まれていました。新渡戸稲造や安井てつさんの話はよく聞かされました。

しかし本来の意味はなんだかよく分からず、大学の校章であるS&Sは、「サービスアンドセックス」だと他校の男子からバカにされたこともありました。

こちらは構内に建つチャペルです。キリスト教の牧師さんの授業もありましたが、聖書の話ばかりで、試験は一夜漬けでした。

今回、朝日教育会議で、「Society5.0の時代に生きるリベラルアーツ」という東京女子大学の講演があるというので、申しこんでみました。

ポーラ化粧品の代表取締役社長という及川さんという女性が基調講演をしていました。彼女は今から30年前に大学を卒業されたそうです。ということは私よりも20歳下ということですね。

そもそもタイトルの「リベラルアーツ」というのはなんのことやらよく分かりませんでしたが、どうも自由を基調とする学問追求のことのようでした。

彼女は高校も女子校卒業で、そして女子大を卒業した女性でしたが、学校にいた時はなんでも自分たちでやってきたのに、男性社会にでた途端に、女性であることを嫌でも見つめ直すことになったという話をしていました。

(その点、私は男子が多い高校にいたので、女子大の印象は異なります)

ちなみに私が在学当時、先輩社会人として有名なのは、高島屋デパートで日本初の女性常務になった石原一子さんという豪快な女性でした。

今回の講演の中では、女性の貧困や格差問題、女性の自立のサポートについても触れていましたが、それとポーラ化粧品社長としての立場がどうつながるのか、その辺りは聞き逃してしまったのでよく分かりませんが、夢を売る化粧品会社の企業人としての立場は、微妙なのではないでしょうか。

その後、東京女子大学の教授の講演やパネルディスカッションもありましたが、今の女子大生は社会問題を真正面から取り組んでいるという話もありました。

新聞やニュースなどで見ると、若い女性は衣食などの華やかな面ばかり強調されたり、あるいは女性の貧困や格差が強調されたりして、私には実態がよく分かりません。

周囲に年頃の女子大生がいないせいもありますが、ジェンダー後進国と言われている日本で、女性が自立するのはやはり困難があるのでしょうか。

私が在学中の半世紀前は、全共闘時代で、世の中が荒れていて、若者はみな怒りに燃えていたような記憶があります。

現在、女子大の授業やゼミの中では、アクティブラーンングといって討論を重視したり、問題解決を求めるグループ討論や議論が盛んだそうです。女子大の中で討論して、それが女性問題の解決策になると考えるのは、ちょっと机上の空論ではないかと思いましたが、やらないよりは良いでしょう。

この手の講演を聞くと、「ダイバーシティ」とか「SDGs」など横文字を使われることが多く、とかくかっこよい響きになりますが、もう少し具体的に分かりやすく、おばさんにも分かるように説明してくれると良いと思いました。

50年前に社会学を学びましたが、老化が進んでしまった私には、あまりよく理解できないネットでの講演視聴でした。

そして東京女子大学は、何よりも私には向いていない大学でした。今からでも高校3年生に戻り、別に受かった大学に行っていたら、人生はまるで違ったものになっただろう、と思い返すことがあるのです。

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「一日一句」(今日は俳句ではありません)

半分なつかし 半分悔やむ





2021年10月12日火曜日

なんでも100回すれば

以前、三味線の先輩から、「一曲100回」という言葉を聞いたことがあります。どんな人でも一つの曲を100回練習すれば、少しはうまくなる、ということでした。

それで私は正の字を書いて、100回を目標にしてお稽古したことがあります。1日1回として、およそ3ヶ月続けたことがありました。

三味線と同じで、なんでも100回練習すれば、身体に染み付いてくると思います。

ということで、現在は帯結びの100回練習を目標としています。

これにはちゃんと指導役の先生がいるので、めげることはありません。

先生は埼玉県在住の着付け師Aさんです。離れていてもちゃんと指導していただけるのは、faceboookのライブ配信のおかげです。9月1日からスタートして、およそ40日が経過しました。

内容は、名古屋帯はお太鼓、二重太鼓、銀座結びなど、半幅帯はぺたんこ系から、ふんわりかわいい系までいろいろと日替りで教えて下さいます。

お稽古の時は、シャツの上に巻いてしまっています。

1回が15分から20分くらいですし、またその時間帯に見過ごしても、後で見直すこともできます。

私は銀座結びと、半幅帯が苦手なので、ライブを見て真似をしながら毎日結んでいます。

まだ自信がないのですが、100回終わった頃には、少しは見られるようになるのではないだろうか、とのんびりしています。

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一日一句

なにごとも 続けてみよう 博多帯


2021年9月8日水曜日

銀座結びのお稽古

このところ、facebookのビデオを見ながら、着物着付け師さんによる帯結びのお稽古をしています。

先日は「銀座結び」と呼ばれる結び方をトライしてみました。

これまで、銀座結びは着物屋さんのイベントで教えてもらったことはありましたが、どうもきれいに出来上がらず、いつも普通のお太鼓結びで過ごしてきました。

そのほうが手順も身体に染み付いていて安心できるし、仕上がりもまぁまぁ。

それでもせっかく毎日、帯結びを教えていただけるので、この際、遠隔授業になりますが、なんとかできるようにしたいと思いました。

銀座結びは、うまくできると粋でかっこよい結び方なのですが、最後の仕上げが難しいのですよ。理想的なフォルムというのが頭の中にあるのですが、なかなか近づきません。

こちらは中に入っている羽根の向きがどうもおかしくて、なんだか落ち着きません。

こちらは花柄がうまく出ず、おまけに形も気に入らないもの。背中の上の帯幅を狭くして、台形にしたらよいというfb友達のアドバイスにしたがいましたが、どうもうまくできませんでした。なんだかキャンディみたいになってしまいました。

こちらは形は気に入りましたが、垂れが短くてバランスが悪い。

こちらは垂れの長さは十分ですが、背中の上のラインがどうも気に入らない。


こちらは少し大きめかな。新1年生のランドセルみたいです。


なかなかうまく行かないものです。

それでも100回トライすればなんとかなるかなと思って、毎日やってみます。

コロナ禍で、時間だけはたっぷりとありますので。

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一日一句

名も知らず 道端に咲く 秋の花 



2021年8月12日木曜日

Zoom講座

Zoomについては、これまで見よう見まねで適当にやっていました。ゲストとしてミーティングに参加することはありましたが、自分でミーティングを開催したことはありませんでした。

一度ちゃんと学びたいと思い、去年の暮れに講習会に申込みましたが、コロナのため、ずっと延期されていました。

それれがようやく、半年遅れで開催されました。

会場は、市内の施設でした。

パソコンの市民サークルの方たちが教えてくれました。

1回目の講座では、アプリをインストールすることから始まりました。私はすでにインストール済みでしたので、ここはパス。

その後、メールアドレスなどの登録がありましたが、その入力にすごく時間がかかる人がいて、待ちくたびれました。

そして、ようやく設定ができました。

参加者は8名でしたが、年配のおばあさんがほとんどでした。中年男性がお一人、若い女性もお一人いました。

それぞれ持参したデバイスも、iPhoneやアンドロイド、スマホやタブレットなどさまざまで、教える人もそれぞれ対応していました。

そして講師が開いた会議に、何とか全員が参加することができました。

2回目の講座では、ようやく自分で会議を開催するやり方を習いました。けっこう簡単に開催できるので、あっけなく感じました。

またみんなでファイルなどを共有する方法を教えてもらい、これは面白かったです。

特にホワイボードに参加者が書き込みができるのは楽しかったですね。描いたものは画像として保存できるのです。

こちらはいたずら書きです。

また、それぞれのスマホなどの画面を共有して表示できるのは、便利とはいえ、個人情報漏洩に気を付けないといけないと思いました。参加者の中には、自分宛に届いたメールを表示している人もいて、これは危ないと思いました。

いずれにせよ、いろいろ新しいことを学ぶのは、良い刺激になりますね。

こちらは会場の受付。手作り作品がたくさん並んでいました。

一日一句

背を丸め ズームで遊ぶ 八月や



2021年6月30日水曜日

明治大学リバティアカデミー 富岡製糸場の歴史を紐解く

明治大学リバティアカデミーには、今まで何回か参加してきました。これはシニア向けオープンカレッジです。

私は明治大学の卒業生でもないし、関係者でもないのですが、私の住んでいる市が明治大学と協定を結んでいるので、市報にこのオープンカレッジの情報が載っているのです。

今回はオンライン講義に参加してみました。

タイトルは、「富岡製糸場最後の民間オーナー 近代日本の製糸業の歴史を紐解く」でした。

講演者は明治大学の卒業生で、現在、片倉工業という会社の取締役社長をされている佐野公哉さんでした。

1時間半ほどの長丁場の講演、お疲れさまでした。

研究者とか学者でもない、企業人のお話でしたが、とてもわかりやすい内容で、木訥とした話しぶりに好感が持てました。社長の講演に対して、社内ではいろいろと準備に当たった人もいると思いますが、会社のPR、養蚕業についての話、明治以降の日本の歴史をうまく噛み合わせたお話でした。

工業の近代化について、企業を発展させるためには、さまざまな努力と工夫が大切だということは、明治時代から培われていました。

たとえば新しい機械を取り入れて、労働者の労力を軽減させたり、遺伝学に基づいて蚕の改良を行っていたそうです。

まさに日本の近代化の見本のようでした。

そして片倉工業が、富岡製糸場と縁があったのです。

富岡製糸場は明治5年に作られた官営の工場でしたが、その次には三井が買い取り、その後、昭和14年(1939年)に片倉工業が買い取り、2005年まで長期に渡って工場を継続させてきました。

富岡製糸場を他に売却したり、貸与したり、取り壊しすることなく、丁寧に保存に努めました。

それは日本の近代化の原動力となった製糸場を残すことが、なにより重要であると、片倉工業は考えたからでしょう。

そのことが世界文化遺産に選ばれた理由にもなっていました。

富岡製糸場については、今、NHK大河ドラマ「青天を衝け」にも登場している尾高惇忠が工場長を努めていました。彼は渋沢栄一の親戚もあるので、渋沢もこの工場に関わった人です。

私は、以前、植松三十里さんの「繭と絆」という小説でそのことを読んだことがあります。

その時のブログです。https://toshiko72.blogspot.com/2016/10/blog-post_21.html?m=1

そして日本は世界一の絹の生産国となりますが、戦後はナイロンの登場により、その生産高は激減します。

それでも片倉工業は工場を閉鎖することなく、企業努力により、経営を多角的に転換してきました。

その一つが不動産業だそうです。

全国にあった工場をビルにしたり、さいたま副都心などの大掛かりなまちづくりをしてきたそうです。

この会社は、もともと働いている人を大切に扱うという方針があったそうで、社員のための福祉施設などを先駆けて作り、現在でもその精神が引き継がれているそうです。

お話の中で、片倉工業のあった岡谷市の「鶴峰公園」はツツジの名所だそうです。会社の初代社長がここに小学校を設立して、従業員を学ばせた地だそうです。日本一のツツジの名所だそうで、私もいつか行ってみたいと思いました。

なかなか面白い講義でした。

写真は「富岡製糸場」より拝借しました。

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一日一句    

夏蚕 明治が息吹く 世界遺産



2021年1月20日水曜日

源氏物語を楽しむ会 2021年1月「袴着」

新しい年の第1回目の「源氏物語を楽しむ会」は、今回からは「薄雲」の巻です。

この会は、通常は世田谷区の集会所で行っていますが、今回はコロナ感染拡大のため、不要不急の外出を避けて、それぞれの自宅からオンラインで参加しました。

この頃は、主人公の光源氏は31歳、奥さんの紫の上は23歳くらいという設定だそうです。

現代に置き換えると、だいたいのところ、夫が40歳くらいの男ざかり、奥さんが30歳ちょっと手前の夫婦といった感じでしょうか。

光源氏と明石の方(明石の現地妻)との間に生まれた子供ももうかなり大きくなり、源氏はこの子を都に引き取って、最愛の奥さんである紫の上に育てるようにさせます。

明石の方は、もちろんわが子を自分の手元に置いて育てたいのですが、自分のように身分の低いところで育てても子供の将来は望めないし、それよりも高貴な人の手で育ててもらいたいと思うようになるのでした。

そんな場面ですが、今回、私たちが注目したのは子供の成長過程のお祝い事についてです。

現在の日本では、七五三がメインになっていますが、平安時代は「袴着」(はかまぎ)というのが主だったようです。「着袴」(ちゃっこ)の儀とも呼ばれています。

これは幼児が初めて袴を穿く行事です。江戸時代以降は男子のみの行事となりましたが、古くは男女の別なく、3歳から7歳くらいの間で行われたそうです。

碁盤の上に立って吉方(えほう)を向きながら袴に着替えたり、冠をつけて四方にお辞儀をしたりします。

こちらの絵は、大和和紀さんの「あさきゆめみし」から拝借しました。可愛いですね。

この時、袴の紐を結ぶ役を担うのは、親族の中で最も高位の人です。

吉日を選んで、人々を集めて行います。そして祝宴を開きます。

光源氏が、この娘を二条院に引き取ったのは、袴着を人並みに行い、自分の子供であるということを世間に認めさせるためでした。

この後、男の子は「元服」といって、大人の服装をつけ、髪型も大人のようになり、冠をつけます。

また女の子は「裳着」(もぎ)というお祝い事もあります。平安時代から安土桃山時代にかけて、女子が成人したことを世間に対して示すことを目的として行われました。

「裳」というのは、腰から下につける衣装のことです。

このお祝をすると一人前の女性ということになり、結婚の対象として扱われたようです。


写真は、ウィキペディアより拝借しました。

こんなふうにして、私たちの「源氏物語を楽しむ会」は、物語に関連した衣食住などについても、分かる範囲で調べて、楽しんでいます。

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この日の装い。

着物も帯もリサイクル品です。

モダンな白×黒×赤の着物です。

これは、裏が上半身は真紅、下半身は紫の2色になっています。紫式部にかけたわけではありませんが、歩くと紫色の八掛けがチラチラ見えて、かっこいいのです。

半襟はよく見えませんが、黒に紫系の花柄刺繍があるものにしてみました。

帯締めは友人のかっこいい結び方を真似してみましたが、リボンのように結ぶのがうまくいきませんでした。

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「一日一句」

読書会 源氏と共に 冬うらら


2021年1月14日木曜日

オンライン体験あれこれ

 私が初めてインターネット上の会議というものに関わったのは、2010年のことでした。

当時はある学術団体の秘書の仕事をしていて、その年の秋に開催される大きな大会の準備のため、インターネットで打ち合わせをしていたのです。

その頃のパソコンにはカメラが内蔵されていなくて、カメラを購入して取り付けたという記憶があります。

テレビ電話のようなものだったと思うのですが、何やら設定があれこれ難しくて、よく分からず、若い助手さんに助けていただいたものです。

それから10年経ち、去年の2020年はコロナ禍のため、オンラインでの会議が当然のようになりましたね。

技術の進歩もすごいスピードだと思います。誰でもほぼ無料でできるというのですから。

ということで、最近の私のオンライン体験を少しご紹介してみます。

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こちらはいつも利用しているスポーツジムのオンラインレッスンの様子です。

「夜間8時以降の営業中止」に伴い、この1か月間だけは無料で利用できるというので、ズームから参加してみました。


いろいろなレッスンがありましたが、まずはヨガを選んでみました。

すごくスタイルの良いインストラクターでした。

我が家でのレッスンでしたから、ヨガマットも自分の家のものなので、殺菌に気を使わないでできたのが良かったですね。

30分間だけでしたが、リラックスできました。

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「ライン送金」という手続きも、初めてトライしてみました。

これは、ラインでのお友だち同士なら、送金手数料もかからず、その場で送金できるというものです。

大きなお金を動かすのはちょっと抵抗がありますが、1円から送金できるようなので、ちょっとした立替えとかには、気兼ねなくできそうだと思いました。

送金する時には、メッセージなども一緒に送れますし、あっという間にできるので、便利なものだと思いました。

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「着物でサルコ」という会は埼玉在住のお二人が企画しています。こちらのリアルイベントにもよく参加していましたが、今回はオンラインイベントでした。

これはズームで行われました。

前回の時は、パソコンから参加したのですが、今回はタブレットとスマホの両方を使ってみました。

タブレットでの設定がよく分からないところもありましたが、あちこち触っていたら、なんとかなりました。

タブレットでは画面が左右反転するということが分かりました。着物を左前に着ているように見えるのですが、それは自分だけであって、他人さまからは普通に見えるのだそうです。

今回は、ゲストの講師から、「数秘」という解説をしていただきました。

生年月日から、その人の生まれ持った特性や、今後の使命などを教えていただきました。

バイオリズムのようなものなのでしょうか。

自分では分からない性格や、行動パターンなども指摘されて、ぴったりと思ったり、意外と思ったり。客観的に冷静な様子で説明してくれるのが良かったですね。

最後の場面です。(写真は参加者のBさんより拝借しました)

楽しい時間を過ごすことができました。

みなさま、ありがとうございました。

その時の装いです。お正月らしい着物にしようかと思いましたが、自宅なので普通の着物にしました。


去年、「着物ひろこ」のイベント▼で購入したもの。たしか3000円だったはず。

帯はあまりに真っ赤に写っていますが、実物は朱色っぽいかな。こちらは「キモサト」という着物の里親ショップで1000円だったもの。袋帯ですが、かなり長くて手こずりました。

年をとっても、新しい体験に挑戦してみるのは面白いですね。

そうそう、来週は「源氏物語を楽しむ会」もオンラインで開くことにしたのでした。

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「一日一句」

冬日向(ふゆひなた) 古希過ぎてなお 日々新た



2020年11月14日土曜日

都立大学プレミアム・カレッジ 3

今回の講演は「若者の就業問題から8050問題へ:労働問題からみる私たちの社会」というタイトルでした。

講師は仁井田典子さんという准教授でした。ご自身が40歳で、ちょうど就職氷河期に当たるそうで、これまで「ジョブカフェ」という若者就業支援をされているそうです。

仁井田さんのお話では、1990年から2000年までの間に、「フリーター」とか「ニート」と呼ばれる人たちの存在が問題になり始めたとのこと。その頃は20代くらいの人が対象でした。

そして2020年現在では、彼らが40代、50代になり、彼らの親の世代と合わせて「8050」問題と言われています。

ところで若者の就職問題は、景気に大きく左右されます。企業は景気が良ければ正社員をたくさん採用するし、景気が悪くなれば控えます。つまり若者が企業の安全弁になっているのです。

フリーターやニートの就職に対しては、「本人のやる気のなさ」や「就業意欲の低下」が問題視されますが、それを上乗せしたのが、政府の労働者派遣法だった、との説明でした。派遣労働などの非正規雇用が多くなってきたのは、政府のお墨付きがあったからなのですね。

去年、農水省の元次官というエリート男性(70代)が、自分の息子(40代)を殺してしまった事件がありましたが、これはフリーターの息子がこのままでは他人を傷つける事件を起こしてしまいそうなので、その前に自分の手で殺した、と言われています。

そういう悲惨な事件が起きないためにも、若者の自立訓練が必要ですが、これは個人の問題では片付けられないものです。

この講師の結論は、若者の自立は「社会全体の問題である」ので「他者理解が必要」と述べていました。

「他者理解」という言葉の意味の実態が良く分かりませんが、それだけでは少し物足りないのではないでしょうか。

私の感想としては、この方の研究は若者サイドからのアプローチが重視されていましたが、私はそれだけではなく、親の世代(年金世代)にも問題があるのではと感じました。

現在は親の年金を頼りにしている50代の子供でしょうが、親が亡くなったらどうなるのでしょう。あと10年か20年もすれば親は必ず亡くなります。その時になって急に自立を求められても、無理でしょうね。

私自身がその親世代に近いので分かりますが、とかく年寄りの中には「大きな会社こそが良い会社」であるとか「我慢して働くのが美徳」と考える人がいると思います。昭和の風潮を引きづっているようです。

でも令和の現実はそうではありません。昔からの自分の基準に合わせるのではなく、子供が自分で考え、自分で何かを見つけられるように育てることこそ、親のつとめだと思います。

私は子育てにあまり熱心でなかったせいか、幸い、子供は何でも自分でするようなタイプに育ってくれて、早いうちに家を出て行きました。現在は仕事と家庭を両立させているように見えます。私は子供には自分で決めるようにさせていたので、それが少しは役立ったのかなと思っています。

若者支援には、やはり子供のころからの家庭教育も大事だろうと思います。

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「一日一句」

親と子が並んで眺める冬夕焼け




2020年11月5日木曜日

都立大学プレミアム・カレッジ 2

前回▼に続いて、都立大学プレミアム・カレッジの模擬講座を受講してみました。

2回目は「ブラックホールとダークマター」と「若者の就業問題から8050問題へ」という2つの授業がありました。

まずは宇宙物理の研究をされている大橋隆哉先生の講義から。

X線天文学という専門家のお話でしたが、はっきり言って、ちんぷんかんぷん。私の生活範囲や経験とは皆無の世界でした。

分かったことは、ブラックホールは宇宙にはたくさんあること。へーそうなんですか。私はブラックホールは宇宙に一つしかないものだと思っていました。

そしてそこは重力がすごく強いので、光がまっすぐに通らずに、空間は歪んでいるのだそうです。星の最後の爆発だと言われましたが、何のことやら、よく分かりませんでした。

ところで世界で一番初めに確認されたブラックホールというのは、白鳥座の中にあるのだそうです。白鳥座というと、冬に見られる星座ですよね。あの中にブラックホールがあるとは!

たまたま朝日新聞の科学欄に、村山斉先生の記事がありましたが、今年のノーベル物理学賞はロジャー・ペンローズさんという方だそうですが、その方が「星が潰れるとブラックホールができる」ということを証明された、と書いてありました。と言われても、「星が潰れる」というのはどういう状態なのか、まるで想像できません。

ところで宇宙関係には、いろいろな古典の用語が使われているのが面白いですね。

ブラックホールを観測するのは「あすか」ですが、これは「飛鳥」から由来しているのでしょうね。

また「すざく」というものでもブラックホールが観測されたそうです。その「すざく」はX線天文衛星のことだそうですが、「すざく」は中国の四神(東の青竜  、西の白虎 、南の朱雀、北の玄武  )のうちのひとつで、朱雀大路とか朱雀天皇と関係があります。

そういえば、月探査機は「かぐや」でしたね。これは当然、「かぐや姫」から由来しているのでしょう。

宇宙関係の装置などに、このような古典的な名前を付けるのは、どのような理由なのでしょうか。古典好きの職員が提案するのかしら。

もう一つの「ダークマター」というのは、初めて聞いた言葉ですが、このダークマターは星から生まれるのだそうです。と言われても良く分かりませんが。

ダークマターはものすごく大きくて、霞がかかっていてもやっとしているところなんだそうです。

うーむ、講座を聞いて、少しは宇宙の大構造が身近に感じたかな。

そして世の中には、こういうことを研究されている方がいらっしゃるということも、分かりました。

電車やバスに乗って、遠くの大学まで行かなくても、こうやってパソコンやスマホで好きな時間にお勉強ができるのは、便利なことですね。

もう一つの「8050問題」は社会学の分野なので、こちらは私でも少しは理解できるかもしれません。また後ほどレポートしてみますね。

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「一日一句」

空の果てブラックホールか冬の星