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2022年4月13日水曜日

乞田川歩き 2 永山〜聖蹟桜ヶ丘

先月、乞田川を多摩センターから永山まで歩きましたが、今回はその続きです。

乞田川は多摩市を流れる一級河川で、多摩川水系の支流です。長さは6.3キロメートルだそうです。

先週、再び永山駅まで行き、乞田川に沿って聖蹟桜ヶ丘まで歩くことにしました。


この日はとてもお天気もよく、穏やかなお散歩日和でした。それでもう少しゆっくりと時間をかけて歩きたかったのですが、午後はマンションのエレベーターが止まってしまうという日だったので、午前中だけ、さっさと歩いたのでした。

乞田という地名が看板に出ていました。


まずは永山橋。前回はここで終わっていた橋です。

川の両岸には、桜がまだとてもきれいに咲いていました。

この前の週には、かなり大雨が降りましたが、桜は雨にも負けずに健気に咲き続けていたのですね。


お次は諏訪下橋。「すわしたばし」と読むようです。



両岸の桜がきれいでした。


日傘を差して歩きました。


馬引沢橋。昔は馬を引いて通る橋だったのかな。

川はまっすぐに流れています。


南田橋。私の姿が写り込んでしまいました。


このあたり、左岸には熊野神社があります。時間の関係上、遠くから鳥居を眺めただけで素通りしてしまいました。


桜並木はこのあたりで終わってしまいました。

車橋。


このあたりは、橋と橋との間隔がとても短くて、ちょっと理由が分かりませんでした。橋の需要が高かったのでしょうか。一つ目の橋のすぐそばに、次の橋が見えました。

行幸橋。写真は真っ暗になってしまいましたが、みゆきはしと読みます。


橋の上には、太いパイプが通っていました。


ちかくに「みゆき川公園」というのがありました。
親子が楽しそうに遊んでいました。


案内板によると、かつて乞田川は蛇行していて、このあたりではみゆき川と呼ばれていたそうです。

川の右岸を歩いていましたが、住宅のすぐ上が崖になっていて、地震などがきたらちょっと大変なことになるのではないだろうかと、他人事ながら心配になってしまいました。

向ノ岡橋。


この先で、西の方から流れてくる大栗川と合流します。


川の看板は2つありました。

ここまでは乞田川。


写真はうまく撮れませんでしたが、このあたりが、合流地点。道がちょっとややこしかったところです。


ここからは大栗川。


新大栗川橋で合流して、多摩川へと注ぎます。

ここまでは永山から1キロ半くらいでしょうか。

川歩きはここでオシマイ。全部で9橋でした。

その後は信号で左折して川崎街道へ出ました。

こちらの星乃珈琲でちょっと一休み。


ついつい、食べたくなったいちごパフェ。


洒落た店内。


このあたり、もう少し歩いていたかったのですが、エレベーターのことが気になり、聖蹟桜ヶ丘から特急に乗って急いで帰宅したのでした。

実は聖蹟桜ヶ丘の駅近くに、面白そうな公園がちらりと見えました。多分そこは昔の水路を利用しているはずなので、もう一度、行って確かめてみようと思います。

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「一日一句」

多摩川に 注ぐ流れや 風光る


2022年3月30日水曜日

乞田川歩き 1 多摩センター〜永山

私の住んでいる市は、東は東京23区に隣接していますが、 西には多摩川があり、その先は川崎市を挟んで多摩市になります。

多摩市地域には三沢川、大栗川などが流れていますが、今回は乞田川という川の一部を歩いてみることにしました。

スタート地点は多摩センター駅です。この駅には京王線と小田急線の2つの鉄道が走っています。(少し離れたところには多摩モノレールもあります)

そして終点の永山にも京王線と小田急線の駅がある、という特殊な路線です。

多摩センターの駅のすぐそばに、乞田川が流れていました。

駅前の山王橋です。なかなか立派ですね。

いったん、多摩センター駅よりも少し西寄り(源流より)の稲荷橋まで歩きました。ここから桜並木がはじ始まるとの情報があったからです。

川のすぐ近くを歩いていきました。

桜は、ちょうどほころび始めた頃でした。

稲荷橋まで行って、そしてまたUターン。

川辺では、お花見の準備を始めたところで、業者の人がぼんぼりを吊るす作業をしていました。

川に沿ってまっすぐな道が繋がっていました。

両岸にはマンションや戸建ての家が連なっていました。一軒の敷地がかなり広そうな作りでした。

乞田川の良いところは、川のすぐそばの道がきれいに整備されていて、そこを歩くことができたことです。

こんなふうに階段を降りると、川のすぐ近くを歩けるようになっていました。せせらぎを聞きながら歩くのは、気分が良かったです。


このあたりは川幅も広がり、のびのびとしていました。

多摩市は、川の整備に予算をかけていると思いました。

こちらの橋はきれいに朱色に塗られていて、きれいでしたね。

またこのふれあい橋は、真ん中が広くテラスになっていて、そこにベンチがあり、休めるようになっていました。これは良いアイディアですね。

貝取ふれあい広場というのがありました。

鮮やかなピンク色の花は、桜の一種だそうです。自治体と住民の協力によって、花壇もきちんと手入れされていました。

ただし気になったことがありました。それは多摩市は歴史が浅いことがその理由だと思われますが、川にかかっている看板には、そのいわれを説明したものや、地図が一つもなかったことです。単にきれいに整備するだけが市の仕事だとは思わないのですが。

このような掲示板があるのに、地図は一つもありませんでした。

そして、川の周辺の地図や歴史などはない代わりに、川に注意、という看板があちこちにあり、うんざりするほどでした。

それだけ川の事故が多いのでしょうか。

貝取大通り、鎌倉街道などの広い道を渡り、永山駅が近づいてきました。

もう一踏ん張りすれば、大栗川との合流地点ですが、今回は永山までで終わりにすることにしました。

永山駅には大きなショッピングセンターがあるので、そこで買い物をして戻りました。

この日は8000歩くらい歩いたようでした。

通過した橋は、稲荷橋、山王橋、落合橋、下落合橋、上之根橋、上之根小橋、久保谷橋、であい橋、平戸橋、平戸小橋、釜沼橋、大貝戸小橋、大橋、新大橋、永山橋です。

他の地域の橋とはちょっと違った発見がありました。

それは後から作られたと思われる小さな橋があったのですが、その名前が「◯◯小橋」というのです。もう少し考えて名付ければ良いのにと思いました。安易ですよね。

それでも名無し橋が多いことも考えると、小橋と名付けただけでも良いのかな。

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「一日一句」

水清き 桜ほころぶ 多摩の川