私の住んでいる市は、東は東京23区に隣接していますが、 西には多摩川があり、その先は川崎市を挟んで多摩市になります。
多摩市地域には三沢川、大栗川などが流れていますが、今回は乞田川という川の一部を歩いてみることにしました。
スタート地点は多摩センター駅です。この駅には京王線と小田急線の2つの鉄道が走っています。(少し離れたところには多摩モノレールもあります)
そして終点の永山にも京王線と小田急線の駅がある、という特殊な路線です。
多摩センターの駅のすぐそばに、乞田川が流れていました。
駅前の山王橋です。なかなか立派ですね。
いったん、多摩センター駅よりも少し西寄り(源流より)の稲荷橋まで歩きました。ここから桜並木がはじ始まるとの情報があったからです。
川のすぐ近くを歩いていきました。
桜は、ちょうどほころび始めた頃でした。
稲荷橋まで行って、そしてまたUターン。
川辺では、お花見の準備を始めたところで、業者の人がぼんぼりを吊るす作業をしていました。
川に沿ってまっすぐな道が繋がっていました。
両岸にはマンションや戸建ての家が連なっていました。一軒の敷地がかなり広そうな作りでした。
乞田川の良いところは、川のすぐそばの道がきれいに整備されていて、そこを歩くことができたことです。
こんなふうに階段を降りると、川のすぐ近くを歩けるようになっていました。せせらぎを聞きながら歩くのは、気分が良かったです。
多摩市は、川の整備に予算をかけていると思いました。
こちらの橋はきれいに朱色に塗られていて、きれいでしたね。
またこのふれあい橋は、真ん中が広くテラスになっていて、そこにベンチがあり、休めるようになっていました。これは良いアイディアですね。
貝取ふれあい広場というのがありました。
鮮やかなピンク色の花は、桜の一種だそうです。自治体と住民の協力によって、花壇もきちんと手入れされていました。
ただし気になったことがありました。それは多摩市は歴史が浅いことがその理由だと思われますが、川にかかっている看板には、そのいわれを説明したものや、地図が一つもなかったことです。単にきれいに整備するだけが市の仕事だとは思わないのですが。
このような掲示板があるのに、地図は一つもありませんでした。
そして、川の周辺の地図や歴史などはない代わりに、川に注意、という看板があちこちにあり、うんざりするほどでした。
それだけ川の事故が多いのでしょうか。
貝取大通り、鎌倉街道などの広い道を渡り、永山駅が近づいてきました。
もう一踏ん張りすれば、大栗川との合流地点ですが、今回は永山までで終わりにすることにしました。
永山駅には大きなショッピングセンターがあるので、そこで買い物をして戻りました。
この日は8000歩くらい歩いたようでした。
通過した橋は、稲荷橋、山王橋、落合橋、下落合橋、上之根橋、上之根小橋、久保谷橋、であい橋、平戸橋、平戸小橋、釜沼橋、大貝戸小橋、大橋、新大橋、永山橋です。
他の地域の橋とはちょっと違った発見がありました。
それは後から作られたと思われる小さな橋があったのですが、その名前が「◯◯小橋」というのです。もう少し考えて名付ければ良いのにと思いました。安易ですよね。
それでも名無し橋が多いことも考えると、小橋と名付けただけでも良いのかな。
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「一日一句」
水清き 桜ほころぶ 多摩の川
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