コロナ禍になってから、着物イベントはとんとご無沙汰していました。それでも2年間もじっとしていると、やはり現場でのワクワク感に浸りたくなります。
それで久しぶりに出かけたのは、オハラリエコさんの「FUNction key」という着物の展示&販売会でした。
オハラさんは関西を拠点に活動されているので、東京では年に数回(?)ほどしか直接お会いする機会がないのです。
今回は、おすすめの帯揚げを見たくて出かけました。
会場の入り口ではマネキンがお出迎え。キッパリしていて、ステキ。
そして白、黒、紫、辛子色という4色の帯揚げを見せていただき、あれこれ説明していただきました。どれもこれも使い勝手がよさそうで、迷いに迷って、黒(といってもとてもビミョーな黒です)の帯揚げをいただくことにしました。
これでおしまいにするつもりでしたが、そうは問屋が下ろしませんでした。
素敵な着物姿のカップルがいらっしゃり、私の目の前で、女性が白と藍色の着物を試着されていました。後ろ姿がとても素敵で、私も着てみたい気持ちが湧いてきました。
こちらです。
最初は焦げ茶色(というか紫色)のグラデーションを試着してみたのですが、どうも私が着ると、よけいにおばあさんぽくなってしまうのです。
それでやはり自分の好きな青のほうを試着してみました。
スタッフの方から「お似合いですよ」とか褒められて、良い気分になりました。
こちらの写真は着物の上から着ていますが、ほっそりと見える特別仕立てなので、それほどモコモコになりませんでした。
明るい青色と藍色の組み合わせは、反対バージョン(襟が藍色)もありましたが、私はこちらのほうが顔映りが良かったようです。
こちらの着物はセオアルファーなので、洗ってすぐに乾くし、皺にならないし、私が好きな生地なのです。絶対に着る回数が多い着物のはずです。
ということで、その場で注文してしまいました。
2年間、着物は誂えていなかったので、ご褒美です。
出来上がりはかなり先のようですが、楽しみは延ばしておきましょう。
オハラさん、スタッフのみなさま、ありがとうございました。
ということで、ウキウキ気分で会場を後にしたのでした。
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この日の装い。
ウクライナの人々を想う黄色の付下げ。扇の模様です。
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「一日一句」
春の色 着物も空も 青が好き
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