2022年3月3日木曜日

善福寺川 9 完歩しました その1

2月末に、一日を午前と午後の2回に分けて善福寺川の下流を歩き、ついに完歩しました。

下の写真は、中野区で善福寺川が神田川に合流したところです。手前が善福寺川、向こう側が神田川です。善福寺川はここで終了して、後は神田川として流れていきます。

善福寺川歩きは、大宮八幡宮のところで止まっていたので、まずは再び、そこにある宮下橋を訪れました。前回は井の頭線の西永福駅が終点でしたが、このときはお隣の永福町駅から出発しました。

永福町駅は初めて下車しましたが、駅からまっすぐ北に続く太い通りには、いろいろなお店があって、楽しめました。

こちらは通りに面している大圓寺。徳川家康と関係が深い立派なお寺で、葵の瓦もありました。

大宮八幡宮の近くには、八幡太郎源義家の鞍掛けの松、というのがありました。

この人は頼朝や義経よりも前の時代の方です。家系図もありました。平安時代末期に活躍しました。


義家のお父さんである源頼義が、奥州で「前九年の役」を制圧して、その息子の義家は「後三年の役」を制定しました。

こちらは息子の義家の勇姿。

戦いの前に、空を見ると白い雲が流れていて、それが源氏の白旗と似ているというので、この地に神社を修築したとか。

義家はこちらの松に馬の鞍をかけて、戦地に出向いたそうです。

大宮八幡宮は、東京の中心に位置することから「東京のへそ」と言われています。

神社の近くには善福寺川が流れて、よいロケーションです。

さて、また宮下橋に到着。

ここから宿山橋、大宮橋、宮木橋、二枚橋、済美橋、武蔵野橋、熊野橋、紅葉橋、本村(ほんむら)橋、堀之内橋、定塚(じょうづか)橋、和田堀橋と歩きました。


この区間では、大宮橋から宮木橋は工事中で通れませんでした。


河原には見事な梅の木がありました。白梅はとても大きくて、見上げるほどでした。


花びらも立派。ふわふわして触りたくなりますね。

紅梅も青空を背景にしてきれいに咲いていました。

川辺には、ジョギングする人、犬の散歩をする人も多くいました。

またまた工事にぶつかりました。今度はかなり距離も長く、大規模な工事でした。


調節池を作るのだそうです。

そのため、川のそばを歩くことができず、ぐるっと大廻り。白い塀の脇を通って歩きましたが、なんとも無粋な感じでした。

こちらは広々とした河原もあるところで、済美橋の近くです。川の近くまで降りられるようになっていました。保育園の子どもたちがたくさん遊んでいました。

武蔵野橋は青緑色のきれいな橋でした。

こんな素敵なモノもありましたよ。今の子供には分からないかもしれませんね。


かわいい水鳥の親子もいました。

こちらは環状7号線に近いところにある取水施設です。大雨が降ったときには、道路の下にある大きなタンクに水を入れるのだそうです。こういうところ、見学してみたいですね。


初めの予定では、こちらの和田堀橋で終わりにする予定でした。


それでメトロ永福町駅近くのカフェで休憩することにしました。

グーグルマップで調べて探しましたが、写真と実物がかなり違っていたり、すでに閉店していたりというお店が多くて、あちこち歩き回りました。

結局、無難なところでジョナサンにしました。

いただいたのはこちらのバナナとアイス付きパンケーキ。

見た目よりもずっとお腹がいっぱいになり、このまま帰宅してはブタになると思い、また和田堀橋まで戻って、川歩きをすることにしました。

続きはまたのちほど。

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「一日一句」

青空と 川辺が似合う 梅見かな



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