2022年3月27日日曜日

「大田区伝統工芸発展の会」&呑川歩き@蒲田

私は三味線や和服といった昔ながらのものに興味があるのですが、それと同時に、川を歩いて橋を巡るのも大好きです。

ということでその2つの趣味が同時に味わえると、楽しみも倍増するのです。まさに一石二鳥です。

先日は大田区の蒲田で、そのようなラッキーな機会がありました。

JR蒲田の駅ビルで開催中の「大田区伝統工芸発展の会」にお邪魔しました。

これは日本の伝統工芸に携わり、その技術を後継者に伝えて社会貢献をしている方が、デモンストレーションをする場でした。

以前も参加したことがありますが、刀剣研磨、三味線制作、表具師、伊勢型紙彫刻士、などの職人さんがその技を披露しています。

facebookの着物友だちNさんは、和裁士でいらっしゃるので、着物制作の実演をされていました。


足の指を器用に使って、きれいに縫い上げていました。
着物は反物だけではただの布ですが、縫う人がいるからこそ、私達も身にまとうことができるのです。

今使用している道具が、将来はなくなってしまうのではないかと危惧されていました。

私が使っている三味線も、材料が高騰して、またどこでも修理できるわけでもないので、大事に使わないといけませんね。

会場では、「布象嵌」という珍しい技法の布絵をされる方の実演も拝見してきました。

世界中の布を使用して、メルヘンチックな絵画や、美しい花などを作り上げていました。

こちらはその絵葉書ですが、デザインも素晴らしく、そしてとても細かい作業の作品でした。



布象嵌と、和服のリメイク作品です。

大田区には素晴らしい技を持っている方が、たくさんいらっしゃるのですね。

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こちらのイベントが始まる前に、JR蒲田駅と、京浜急行蒲田駅の間を流れる呑川を歩いてきました。


2つの駅の間は、直線距離ににすれば1キロ足らずですが、都会を流れる川歩きは、いつもの武蔵野の風景とは異なり、楽しかったです。

詳細はまたのブログでお知らせいたします。

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「一日一句」

伝統の 技を伝える 彼岸かな


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