2021年3月31日水曜日

2021年3月の花

去年の今頃からずっと蔓延している新型ウィルス・コロナですが、自然界の花はウィルスにも負けずに、悠々と美しい花を咲かせています。

2021年3月に見かけた花を集めてみました。

私の好きな椿から。

ピンク、白、赤、ブチ。いろいろ咲いていました。中でもピンクの乙女椿が一番好きです。






桃、桜。





こちらは夫が退職記念にいただいた花束。ユリの花がとても大きくて立派で、部屋中が百合の匂いで充満していました。


今はまた新しい職場で仕事をしています。

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「一日一句」

コロナでも去年(こぞ)も今年も花開く



2021年3月30日火曜日

墓地でお花見@明大前

先日、明治大学和泉キャンパスのお隣にある墓地で、桜を見物してきました。

京王線の明大前駅近くには、国道20号線(甲州街道)と高速道路が走っています。


そこの歩道橋を渡ると目の前が明治大学です。コロナ禍の影響でキャンパスは閉鎖されているようでした。

すぐお隣にある築地本願寺和田堀廟所に入りました。浄土真宗本願寺派の墓地です。

ここは築地の本願寺の分院で、関東大震災の影響で、昭和14年に建てられたそうです。インド様式の建物でした。ところがその建物は昭和20年の空襲で消滅。その後、昭和28年に再建されたそうです。

こちらに阿弥陀如来さまがいらっしゃるようです。

外には僧が立っていましたが、親鸞聖人でしょうか。


池には鯉がたくさん泳いでいました。


どのお墓石にも「南無阿弥陀仏」と彫られていました。


ここには多くの有名人のお墓もあります。
こちらは樋口一葉のお墓です。彼女のお墓は別のところにありましたが、その後、こちらに移転してきました。


「樋口家」と彫られていました。


他にも海音寺潮五郎、古賀政男、水谷八重子、服部良一などのお墓があるそうです。

アーチの様な桜並木の下で。





後ろには明治大学の新築工事が見えます。


よそ様の墓地の前で失礼します。


青空に薄ピンクの桜がとてもきれいでした。


樹齢が古そうな桜がたくさんありました。


帰りに渡った歩道橋から見た光景が見事でした。

高速道路のすぐわきに、こんなに墓地が広がっているとは、知りませんでした。

墓地でお花見を楽しんだ後は、一駅歩いて、下高井戸まで。安い食材を買って帰宅しました。

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この日の装い。

ネットで購入したリサイクル紬。ジャストサイズです。


帯はFB友達から譲っていただいたもの。

お出かけの時はピンクの絞りの羽織で。
ワンコインです。


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「一日一句」

ひっそりと仏の前の花見かな


2021年3月29日月曜日

初めてのタイルクラフト体験

地元の文化会館で、タイルクラフトの展示会がありました。タイルでこんな素敵な作品ができるのです。


この展示会の制作者・本間しずか先生の体験教室があるというので、不器用な私にもできるかしらと、半信半疑で申し込みました。

体験コースは2時間で、小皿にタイルを飾る作業です。

こちらがその材料です。見ているだけでウキウキするような可愛いタイルばかりで、始まる前からウキウキしてきました。


先生が作った見本がありましたが、先生からは、タイルは好きなタイルを自由に配置してください、と言われました。

ということで、好きな青色のタイルを中心にして、小皿の上に適当に置いてみました。

位置を決めた後は、こちらの接着剤で、皿に貼り付けます。


縁の方から、皿に貼り付けていきます。グラデーションにしてみました。


全部、接着させたところです。色の具合が落ち着かないところは、先生と相談しながら、少し場所を変えてみたりしました。いろいろなタイルから選ぶのは、楽しい作業でした。大きなタイルは、タイル専用の鋏でカットして使いました。


その後は目地を塗りこみます。


粉末状のものに、少し水を混ぜて柔らかくして、ヘラでタイルの上からかぶせます。


その後は、湿らせたティッシュペーパーで拭き取ります。

はい、出来上がり。右は先生のお手本です。


本間先生と並んだところを、写してもらいました。先生はとても分かりやすい説明をされて、優しく指導して下さいました。

先生のお話では、タイルクラフトは少しくらい間違っても、後で修正ができるので、手軽に楽しめるとのことでした。

不器用でセンスのない私でも2時間以内になんとか仕上がり、楽しい体験でした。


家に帰って、もう一度写してみました。我ながら、きれいにできて万歳。

こちらは先生の作品展の作品です。先生は7年間もタイルクラフトをされているそうで、さすがに素晴らしい作品ばかりでした。


QRコードまで作ってしまうのですから、すごいですよね。


額縁も素敵ですね。プレゼントにも良さそうです。


こちらは子供コース。ピカチュウやキティちゃんのタイルクラフトもありましたよ。


とても楽しい体験教室でした。
本間先生、ありがとうございました。

作品展は調布市文化会館9階で、3月30日まで開催中です。

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この日の装い。

タイルを使うというので、なんとなくタイルっぽい銘仙の着物にしました。

帯は青緑のざっくり帯。たしか地元の神社の骨董市で買ったものです。

お出かけはお気に入りの長羽織。

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「一日一句」

春の日に タイルに触れて 遊ぶ我れ


2021年3月28日日曜日

楽しいアメリカン・パズル

これまで数々のパズルを仕上げてきましたが、そのほとんどが日本製でした。

日本のパズルは、紙質も良く、形もシャープです。またもし万が一、不足のピースがあれば、その1片だけでも送ってくれますし、仕上げ用の糊やへらまで付いています。さすがにサービスは満点です。

先日トライしたパズルは、こちら。


ネットで注文した500ピースのパズルですが、アメリカ製でした。

500ピースと少ないし、また1つのピースが大きくて、あまりに簡単そうでちょっとがっくりしました。

ということであまり期待しないで始めたのですが、これがすごく楽しかったのです。

何しろ、ピースの形が信じられないほどメチャメチャで、一つとして同じ形はないのでは、と思うほどでした。

これは枠を作るところですが、形があまりに多様なので、直線部分を見つけるのも楽ではありませんでした。

日本製のパズルは、凸と凹の形が交互になっていて、それを律儀に組み合わせると出来上がります。まるで修行のような感じで作業をすることになります。

これに対してアメリカ製のものはとにかく形が面白く、どれとどれが繋がるのか、ちょっとだけでは分からないのです。お楽しみに徹している感じがしました。

パズル一つでも、日米文化の違いを感じました。

さてその手順ですが、色分けをして作り上げます。

赤っぽいもの、黄色、緑、青というように色別に箱に入れます。


左の方から攻めていきました。赤系統のピースは、やっていても楽しいですね。


だいぶ出来上がりました。青の部分は似たような色が多いので、ちょっと苦労しました。


全部のピースが収まりました。箱も空になりました。

ということでピースの形を見つけるのが面白くて、それなりに楽しめましたが、色も見つけやすいし、単純なのですぐに終わってしまいました

また仕上げの糊もついていないし、額の大きさが微妙でした。

仕方なく、娘が大昔に仕上げたディズニーのパズルの枠を使うことにしました。これは1000ピースで一つ一つがとても小粒したので、娘にはとても大変だったと思います。


この白い枠だけを使って、仕上げました。


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「一日一句」

春の宵 最後のピースで 征服す