私は町を歩くのが大好き。山に登るよりも、町中を歩く方がずっと好きです。
それも誰でも知っている有名なところよりも、それほど知られていない場所で、意外なことやものを発見するのが好きです。
そして歩いている最中に、文学の舞台に出会えたり、面白そうな着物屋さんに出会えたら、もっと嬉しいと思うのです。
先日は、中央区東日本橋辺りを歩きました。
まずは地下鉄の浜町で下車。
こちらは、駅のすぐ近くにある明治座の敷地内にある神社です。笠間出世稲荷神社というそうです。
この近くには、江戸時代の国学者・賀茂真淵の住居跡もあります。「万葉集」や「古事記」の研究をした人ですね。
その後は地下鉄の浜町駅まで戻りました。
実は娘のつとめる会社が近くにあるので、ちょっと行ってみました。この日は日曜なので、会社はお休みなのは分かっていましたが、ちょっと懐かしくなったのです。
その後は清洲橋通りを東日本橋の方面に北上して歩きました。
こんなポスターを見かけました。
北斎美術館で開催中というので、行ってみたいと思いました。
こちらのビル、窓に大きく「源氏物語」とありましたが、何のお店でしょうね。ちょっと気になりました。こういうものを見つけると、楽しくなりますね。
この辺り、着物の問屋さんが多いところです。平日はきっと多くの会社員が歩いているところでしょう。
通りからは、スカイツリーも見えました。
目的の問屋さんに入って、そこの一角で、リサイクル着物を扱っているFB友達のHさんのお店に行きました。
ちょっと覗いてみるだけのつもりでしたが、素敵な着物に出会ってしまいました。Hさんがいろいろな色の帯を合わせてくれましたが、どんな帯にも合うということが分かりました。
柳色の無地の紬です。良い出会いだと思って、いただいてきました。
着てみるとこんな感じ。
町歩きもできたし、素敵な着物も手にはいって、よい日曜日でした。
この日の歩数は約1万歩でした。
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この日の装い。
ネットで購入したリサイクルの白っぽい紬。
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