先日、大手町に福井のイベントに行ったとき、ついでに将門塚を見学してきました。
イベント会場は「大手町タワー」というビルでしたが、そこから2分ほど歩いたところにありました。
将門塚のことは昔から話には聞いていましたが、実際には行ったことがありませんでした。
将門さんは平将門といい、平安時代初期の豪族です。10世紀の初め頃、生まれたようです。下総国や常陸国(千葉や茨城)を制して、自分は「新皇」、新しい天皇であると名乗りました。
しかし即位後二ヶ月ほどで藤原秀郷らに討伐されました。
彼の首は京都の七条河原にさらされましたが、首が東に飛んでいったとか、その後の長い歴史の中でも彼のたたりは語り継がれています。死後、怨霊になり、伝説の人となりました。
この場所は皇居に近く、ホテルやオフィスビルも建ち並ぶ東京の中心地です。