2022年9月27日火曜日

源氏物語を楽しむ会 50回 2022年9月

このところ、ブログのアップが遅れてしまってます。

今回の「源氏物語を楽しむ会」は実際に行われたのは9月14日の水曜日でした。ところが今日はもう9月下旬です。私の体力が衰え、テキパキといろなことを処理する能力が衰えてきたことが原因でしょう。我ながら、老化が進んでいることを自覚せざるを得なくなってきた今日このごろです。

ところで「源氏物語」に登場する女性たちは、かなりの方が、20代、30代、40代という若さで亡くなっているのです。

現代の私達は、彼女たちの2倍、3倍の長い人生を生きています。それが幸せなのか、苦労であるのか、判断はつきませんが。

話が脇にそれました。

今回の「乙女」の中で、六条院が登場しました。

こちらは漫画「あさきゆめみし」に描かれた六条院の見取り図です。すごく広いですね。

光源氏は、屋敷のそれぞれの角に、自分の愛人を集めて住まわせたのでした。

それぞれに四季を当てています。そっしてそれぞれの季節に応じて、草花や樹木を変えているのです。

南東は、源氏の最愛の人、紫の上が住むところ。ここは春の季節です。紅梅、桜、藤、山吹などが咲きほころびています。

北東は物静かで優しい花散里が、光源氏の息子の夕霧のお世話をしているところ。ここは夏の季節です。すずしげな泉があり、なでしこ、薔薇、リンドウなどが咲いています。

南西は秋好中宮(六条御息所の娘)の住まいで、秋の季節です。名前通り、秋がお好きな女性です。

そして北西は明石の上の住まいで、ここは冬の季節です。彼女が生んだ娘は、南東の紫の上が育てているのです。

それぞれの境には、塀や渡り廊下などがあり、あちこち行き来ができるようになっています。

今回も本題に入る前に、健康の話や洗剤の話などをしていて、源氏物語の「乙女」の巻は最後まで終わりませんでした。

まぁ、私達の集まりは、原文を読む、というよりも、お口の体操の時間だと思っていただければ間違いありません。

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このところ悪天候のため、着物を着る機会がありません。洋服でもせめて自作の組紐で、和風にしてみました。


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「一日一句」

春が好き 紫の上に あやかりて


2022年9月25日日曜日

太田記念美術館

前回からのブログがちょっと空いてしまいましたが、今回の内容は、前々回のブログのキャットストリートから歩いて数分のところにある太田記念美術館です。

ここは浮世絵専門の美術館として有名ですね。

毎回、いろいろなテーマで展示されていますが、今回のテーマは動物でした。

犬、猫、猛獣、蝶、ヘビなどあらゆる動物が関係している浮世絵、約160点が集められていました。


タイトルは「浮世絵動物園 江戸の動物 大集合」というもの。
江戸には信じられないほどの動物がいたそうです。

たとえば《狆》という犬がいますが、あの犬は海外からのものではなく、日本原産の犬なのだそうです。その狆を描いた浮世絵もたくさんありました。


私が一番気に入ったのは、北斎が亡くなる間近に書いたというトラの絵です。これは立派でしたね。
上のチラシの左下です。かなり大きなものでしたよ。

面白かったのは、地下で展示されていた風刺画です。

当時の政治状況を歌舞伎役者と動物に語らせていて、ほんとにうまいものだと感心しました。

また全身が十二支の部分を集めた動物の浮世絵も、面白いアイディアでした。

そして何より動物の中で一番滑稽なのは、《人間》ということを感じさせる浮世絵でした。ほんとに人間というのは、不思議な生き物なのだなと思いました。

浮世絵を見た後は、お向かいのラフォーレ原宿でちょっと休憩。ここは若い女性向きのファッションビルですが、太田記念美術館側の裏の入り口には、こんな粋なお庭もあるのですよ。


ラフォーレ原宿から、太田記念美術館の入り口を眺めると、こんな光景になります。灯籠と美術館がよく似合っていますね。

そしてラフォーレ原宿には、おしゃれな街・原宿の歴史が語られた「歴史の散步道」という案内板がありました。

歴史の散歩道

〜「源氏山」の由来と消えた小川 〜

天正年間(1573~93)、 遠江国敷智 (ふち) 群浜松から来た飯尾弥太夫 (浜松の曳馬城城主、 飯尾連龍の 男)がこの地に入植し、 清和源氏の末裔である旨から、この一帯を「源氏山」と呼んだと言われています。 現在では、このあたりに源氏山という地名は残っていませんが、 渋谷が区になる前の昭和初期までは、千駄 町大字穂田字源氏山として存在していました。 

また、 当館が建つこの高台のそばには、 1960年代頃まで小川 が流れていました。 この小川は、 明治神宮御苑内にある、 加藤清正が掘ったという伝承のある 「清正井」 などを水源とする 「南池」 から、 現在のフォンテーヌ通りあたりを流れ、 明治通りをくぐり、 1960年代以降暗渠となった渋谷川 (現キャットストリート) にかけて流れていました。

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ということで、私が歩いてきた旧渋谷川(キャットストリート)のことも紹介されていて、ちょっとうれしくなりました。

この日は東京の天気は30度以上あり、渋谷から原宿まで歩き回ったので暑くて大変でしたが、冷房の効いた美術館で、ユニークな浮世絵を眺めていると、なにかほっする気分になれました。

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「一日一句」

原宿の 喧騒忘れる 生き物たち



2022年9月23日金曜日

行列の原宿・新宿

先日、旧渋谷川であるキャットストリートを歩いていたら、なにやらすごい行列に出会いました。食べ物屋さんのようでしたが、炎天下にみなさん、ご苦労なことです。

この日はアイフォンの新しい製品が売り出される日ということでしたが、アイフォン目的ではなさそうでした。

その後、キャットストリートを道なりに歩いていくと、原宿駅と表参道を結ぶ通りにぶつかりました。

このあたりは、7月に歩いた神宮前小学校付近の参道橋跡の近くになります。

この付近でも若い女の子が、たくさん行列していました。フリフリのロリータファッション?というスタイルでした。

ちょろっと横目で眺めながら歩いていると、その先の明治通りとの交差点にはこんど若い男性ばかりが並んでいました。それも筋肉隆々の男の子ばかり。あまりに不思議な光景だったので、先頭のお兄さんに尋ねてみると、ファッションリング(指輪?)のお店の開店を待っているのだとか。延々と百メートルくらい続いていましたが、そんなに若い男の子が夢中になるのでしょうかね。おばさんには理解を超えていました。

さすがに行列風景を写真に取るのは躊躇したので証拠写真はありませんが、みんな行列が好きなのですね。

私自身はモノを得るよりも、並ぶ時間のほうを大切にしたいので、めったに行列することはありません。並んでも得たいものは、もうそれほどないですね。物欲がなくなったのでしょうか。というかモノはもう増やしたくない心境です。

今日は新宿に出かけましたが、こちらでは高島屋の入り口で何やらものすごい行列ができていました。

ステージが用意されていたので、誰かアイドルが登場するのでしょうか。

いやはやこんなにあちこちで行列があるというのは、平和というか、ゆとりがあるというか。。。

原宿も新宿も行列だらけでした。


こちらは亡くなった母が以前描いていた絵ですが、麦なのでしょうか?

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「一日一句」

並ぶより 清流のながれ 見ていたい


2022年9月21日水曜日

渋谷〜表参道 旧渋谷川を歩く

この日の目的地は神宮前にある「太田記念美術館」でしたが、原宿駅から歩いて行くよりも、渋谷駅から旧渋谷川を辿って行ってみようと思いました。

ということで出発は渋谷駅です。


渋谷駅の地下をぐるぐると歩き、宮益坂下の場所に出ました。このあたりも、だいぶ景色が変わっていました。


私は長いこと、東京に住んでいますが、実はキャットストリートは名前は知ってはいましたが、歩いたことはありませんでした。若者がたむろするところというイメージがあったので、ちょっと避けていたのです。

ところが、「東京暗渠散步」という本を読んでいたら、キャットストリートは暗渠巡りをする人にとっては初めの一歩のような簡単な道であると書いてありました。

ということで、宮下公園の近くから始まる旧渋谷川の暗渠巡りをすることになりました。

このあたりはかつては、葛飾北斎の富嶽三十六景にも描かれていた「穏田の水車」というのもあったそうです。

つまり現在は若者で賑わう渋谷や原宿あたりも、まだ江戸時代には畑や水田のあるのどかな田舎だったのですね。

そんな田舎の川だった渋谷川ですが、今では若者向きの洋服や雑貨、食べ物屋さんがたくさん並んでいるくねくね道です。ちなみにここには猫が多いのでキャットストリートと呼ばれるようになったとか。

お上りさん気分で歩きました。

こちらの渋谷キャストというお店には、家の近くにもある東急ストアが入っていました。意外と庶民的なのだと思いました。

こちらは渋谷中学高校。昔は女子校だったという記憶がありますが、現在は男女共学校のようです。都会の真ん中にある私立学校です。

くねくね道が始まりました。

微妙にカーブしていて、かつては川だったと思い出させる雰囲気でした。


緑の植え込のところもありました。

途中で、隠田神社に寄り道をしました。

この神社は江戸時代から表参道地域をお守りしている神社だそうです。美容技芸上達と縁結びの神さまというので、ファションの街にはぴったりですね。

賑やかなキャットストリートの脇の道を歩いていくと、隠田神社がありました。


こちらが本殿。


写真ではよくわからないかもしれませんが、手前の狛犬がすごく古めかしくて、立派でした。

こちらの河野カタさんという人は、漢方の大家だそうですが、ちょっと怖い胸像でした。

穏田神社は都会の真ん中にある神社でしたが、のんびりしていたら、蚊に刺されてしまいました。

痒くてたまらないので、またキャットストリートに戻りました。

このあたりから赤い旗が目立つようになりました。このあたりの正式名は「穏田キャットストリート商店会」というそうです。


私にはほとんど縁のないブランドのお店ばかりでしたが、ティファニーだけは知っていました。


それとこちらは夫が愛用しているバートンのお店。
スノーボーやスポーツ用品とかスポーツウェアを扱っているようですが、私にはすごく高く思われます。


だいぶ歩いてきました。
このあたりから左は商店街、右は昔ながらの裏道のようなところに分かれました。
細い三角ビルのような建物でした。
昔から川が二股に分かれていたのかしら?

この先は原宿駅と表参道駅を結ぶ道にぶつかります。

表参道の道は少し高くなっているので、来た道を見下ろすことができます。


そこにはこんな彫刻が立っていました。

ちょっと長くなりましたので、続きはまたのブログで。

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「一日一句」

渋谷川 狛犬見守る 秋景色



2022年9月18日日曜日

三味線の収録会体験

先週のことになりますが、三味線の会で、動画の収録会がありました。

会場は市のホール。お客さんはいませんが、ホールのスタッフの方が、金屏風を置いたり、ピアノを動かしたり、照明を調整されたりと、いろいろ準備作業をしてくれました。


私達も椅子や机を運んだりしてセッティングを手伝いました。


今回の演奏は「花は咲く」。
この曲は東日本大震災の復興を応援する歌ですね。いろいろな人が歌っていますが、先生はこの曲を三味線でも弾けるようにアレンジしました。また初心者でも弾けるようにと、5種類のバージョンを用意されています。
こちらがその楽譜です。

現代の曲を弾くときは、古典の長唄三味線の曲とは指使いが違います。今回は収録なので、自宅で動画で撮影してみました。

こちらは写真ですが、動画にすると、すごく年寄りに見えるのでショックでした。

さて、今回の参加メンバーは、年齢も三味線経験もそして体型もみんな異なる人達ばかり。一度も全員揃って弾いたことはありません。

ということで、まずは私服で何回か練習しました。

そしてピアノの伴奏付きで練習。

その後、本番用に、お揃いのユニクロの赤いシャツに着替えました。

休憩時間には、先生から三味線の道具の扱い方や調整の仕方、手入れ方法などを教えていただきました。

普段のお稽古では弾くことがメインですが、今回のようにいろいろなお話を聞けたのは参考になりました。

そしてマスクを外して記念撮影。みんなが揃って良いポーズを取るのもなかなか大変でした。

本番は座る場所を替えて、3パターンの場所で演奏しました。どのパターンが採用されるか分かりませんが。

「花は咲く」は、演奏だけなら3分くらいで終わってしまうのですが、収録となるととても時間がかかりました。

きっとプロの演奏家の収録やジャケット撮影となると、もっと大変なのだろうなと思いました。

あまりうまく弾けませんでしたが、良い経験になりました。

先生はいつも新しいことに挑戦されていて、私たち弟子にもいろいろな体験を与えて下さるので、ラッキーなことだと思います。

この日は、ちょうど3年前の2019年9月、母のいた介護施設で演奏した日でした。

その時の衣装もお揃いの赤いプロシャツでした。(ただし下は白でしたが。)

母は昨年の10月にこの施設で亡くなりましたが、まだコロナ前に、私の三味線姿を見せてあげる機会があり、良かったと思っています。


思い出せば、母を施設に入れた時、天井を片付けていたら、なんと三味線が見つかったのです。それが私が還暦を過ぎて三味線を弾くようになったきっかけなのでした。

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「一日一句」

ユニクロの シャツで三味線 「花は咲く」


2022年9月17日土曜日

青山橋

先日習った組紐教室は、南青山にある東三季が会場ですが、そのお店は根津美術館の近くにあります。


この美術館の交差点を渡ってすぐのところに、東三季はあります。
昭和のおうちといった佇まいです。
1階が呉服屋さんの店舗で、2階が教室です。


そして裏や隣りは、すぐに青山墓地でした。

ちょっと早めに到着してしまったので、付近を散策しました。

青山墓地にかかるところで橋を見つけました。

下を眺めてみましたが、川は流れていません。墓地の上にかかっている陸橋のようでした。

こちらは雑草が絡まっていて、橋の名前が見えなくなっているので、反対側まで歩いていき、確認しました。

たしかに「あおやまばし」でした。


橋を見ると、名前を確認したくなるのは、一種の病気かもしれませんね。

小雨で歩道が濡れる青山橋でした。

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「一日一句」

一人行く 雨の青山 橋の上

(演歌風)


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「一日一句」




2022年9月15日木曜日

組紐教室@南青山

地元のサークル展で組紐同好会があることを知り、今年の7月から、その同好会に参加するようになりました。

そこではカリキュラムに沿って初歩から教えていただき、その後は自分の好きなアクセサリーや、壁などに飾るものを作る方が多いようです。

近くて便利で良いのですが、着物を着る人が少ないので、帯締め専門の教室ではありません。

それで、一欅庵の「和の暮らし展」で、組紐を展示されていたことを思い出しました。

チロリアンテープのような可愛い帯締めが素敵でした。先生は、持ち運びができるように、台の脚の部分にプランターを使っていたのが、印象的でした。

そしてその先生が教えている南青山の「東三季」に申し込みをしたところ、9月の教室に参加することになりました。

「東三季」は青山墓地すぐ隣の、ちょっと目立たない場所にありますが、素敵な着物や帯を扱っているお店です。

私も10年ほど前だったかしら、ここで帯を購入したことがあります。

そこの2階にある和室で教えていただくことになりました。

先生からは事前に色見本をメールで送っていただき、私は色を選んで返答しておきました。

こんな希望をお伝えしました。

会場に着くと、すでに先生が丸台に糸を繋げてくださっていました。面倒な準備をしていただいて、これは楽ちんですね。

色見本では、青のつもりでしたが紫色がかかっていたので、ちょっとびっくりしましたが、かえって紫色のほうが帯合わせには良いかもしれないと思いました。

その後、先生の指導の元、「角組」を組んでいきました。

その日は私の他にはお二人の方が参加していて、先生も参加者も、みなさん着物好きな人たちなので、いろいろと話がはずみました。

ここでは畳に座って作業をするのですが、台の高さがちょうどよくて、やりやすかったです。

ちょっとだけお昼休憩をして、その後も続けました。

だいぶ長くなりました。

そして最後の房の仕上げも、先生がしてくださいました。

難しいところは先生がやってくれたので、ただ組んだだけですが、それでも半日程度で、素敵な帯締めが出来上がりました。

参加費は地元の同好会と比べると、かなり高いのですが、帯締め作りには適しているかも。

また丸台は持ち帰る必要がないので、手ぶらで参加できるのも気楽ですね。

参加も月に何回という決まりもないので、季節ごとに新しい帯締めを作るのには良いかもしれないと思いました。

この日は雨模様でしたので私は洋服で参加しましたが、次回は着物で行きたくなる場所でした。

帰宅して、もう一度見直してみましたが、この組み方は、向きによって違った雰囲気になります。

サイドの紫を見せると、こんな感じです。

翌日、着物と帯を締めて、合わせてみました。

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「一日一句」

きゅっと締め 秋の気配が 近づきぬ


2022年9月14日水曜日

フォークダンスの再開と29周年行事

今年の夏は猛暑とコロナ蔓延のため、 フォークダンスの練習は1ヶ月以上、中止になっていました。

それが先日、ようやく再開されました。みんな元気で集合できてよかったです。

さてこの11月には、このフォークダンスの会が29周年を迎えるというのです。すごく歴史のある団体なのです。

当初は派手にイベントをする予定だったようですが、まだコロナも終息したわけではないので、年寄りが多いため、ちんまりとうちわで行うことになりました。

それでもプログラムを見ると、こんなにたくさんの曲を踊るのですよ。

私は、音楽が流ればどんな振り付けだったかは少しは思い出しますが、タイトルを聞いただけでは全然分かりません。とくにカタカナの曲は、区別がつきませんね。

この日はそのイベントでデモンストレーションをするという「エーデルワイス」の曲を特訓しました。

エーデルワイスの歌はよく知られていますが、踊ってみるとけっこう難しいのです。それもワルツなので、大変です。

2時間びっしりと練習しました。

それでもみんなで踊れたことが嬉しく、気分も軽やかになりました。



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「一日一句」

身も軽く エーデルワイスの 曲に乗せ