地元のサークル展で組紐同好会があることを知り、今年の7月から、その同好会に参加するようになりました。
そこではカリキュラムに沿って初歩から教えていただき、その後は自分の好きなアクセサリーや、壁などに飾るものを作る方が多いようです。
近くて便利で良いのですが、着物を着る人が少ないので、帯締め専門の教室ではありません。
それで、一欅庵の「和の暮らし展」で、組紐を展示されていたことを思い出しました。
チロリアンテープのような可愛い帯締めが素敵でした。先生は、持ち運びができるように、台の脚の部分にプランターを使っていたのが、印象的でした。
そしてその先生が教えている南青山の「東三季」に申し込みをしたところ、9月の教室に参加することになりました。
「東三季」は青山墓地すぐ隣の、ちょっと目立たない場所にありますが、素敵な着物や帯を扱っているお店です。
私も10年ほど前だったかしら、ここで帯を購入したことがあります。
そこの2階にある和室で教えていただくことになりました。
先生からは事前に色見本をメールで送っていただき、私は色を選んで返答しておきました。
こんな希望をお伝えしました。
会場に着くと、すでに先生が丸台に糸を繋げてくださっていました。面倒な準備をしていただいて、これは楽ちんですね。
色見本では、青のつもりでしたが紫色がかかっていたので、ちょっとびっくりしましたが、かえって紫色のほうが帯合わせには良いかもしれないと思いました。
その後、先生の指導の元、「角組」を組んでいきました。
その日は私の他にはお二人の方が参加していて、先生も参加者も、みなさん着物好きな人たちなので、いろいろと話がはずみました。
ここでは畳に座って作業をするのですが、台の高さがちょうどよくて、やりやすかったです。
ちょっとだけお昼休憩をして、その後も続けました。
だいぶ長くなりました。
そして最後の房の仕上げも、先生がしてくださいました。
難しいところは先生がやってくれたので、ただ組んだだけですが、それでも半日程度で、素敵な帯締めが出来上がりました。
参加費は地元の同好会と比べると、かなり高いのですが、帯締め作りには適しているかも。
また丸台は持ち帰る必要がないので、手ぶらで参加できるのも気楽ですね。
参加も月に何回という決まりもないので、季節ごとに新しい帯締めを作るのには良いかもしれないと思いました。
この日は雨模様でしたので私は洋服で参加しましたが、次回は着物で行きたくなる場所でした。
帰宅して、もう一度見直してみましたが、この組み方は、向きによって違った雰囲気になります。
サイドの紫を見せると、こんな感じです。
翌日、着物と帯を締めて、合わせてみました。
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「一日一句」
きゅっと締め 秋の気配が 近づきぬ
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