2026年5月13日水曜日

「地質の日」~経産省のポスター展~

5月10日は「地質の日」ということで、その関連イベントが日本中で開催されています。

なぜ私にはお門違いとも思われる「地質」に注目したかというと、たまたま大学で「地質に関する専門図書館」というパンフレットを見つけました。「地質図ライブラリー」といい、つくばにあるそうです。それで、こんどその図書館を見学することにしました。

その前に経済産業省のロビーでは「鉱眠る大地」というポスター展があるというので、下見のつもりで、ちらっと覗いてきました。経産省の本館は霞ヶ関にあります。

こういうお役所に入るのは初めてなので、身分証明書としてナンバーカードを持参しましたが、ロビーの展覧会を見るだけなら不要でした。

このようなポスターが展示されていました。「鉱(あらがね)眠る大地」という展示会でした。

あらがね、という言葉はなんとなく武士のような雰囲気ですね。

他にもいろいろとカラフルなポスターがありました。


説明員がいれば教えて貰ったのですが、担当者がいないので、ただ眺めていただけでした。


それでも鉱物はきれいだなと思いました。


大昔、半世紀以上前に、地質調査所の方と一緒に仕事をしたのを思い出しました。といっても私は鉱物を研究したわけではなく、単なる事務仕事でしたが。

よく分かりませんでしたが、日本の地面にはいろいろと貴重な鉱物が潜んでいるようでした。

この日はお昼を食べ損なってしまったのですが、霞ヶ関あたりではどこでランチをしたら良いかわからず、結局、新宿まで戻って、クリームあんみつをランチ代わりとしたのでした。

頭を使うと、甘いものが欲しくなる、ということでしょうか。 




2026年5月12日火曜日

「源氏物語を楽しむ会」94回報告 2026年5月

「源氏物語を楽しむ会」もなんだかんだで、94回目の開催となりました。100回記念はどうしようかな、なんて思ったりしています。

さて物語は「真木柱」の途中まで進みましたが、今回は夫の愛情が玉鬘に移ってしまい、精神的に荒廃した北の方(正妻)が子供を連れて実家に戻り、父親や母親と話す場面です。

そして今回のポイントは、北の方の娘(真木柱)が家の柱に歌を残すという、この巻のタイトルにもなったシーンでした。

実はこの奥様は式部卿宮の娘という上流階級出身の方ですが、そのような人でも夫の浮気にはカッとしてしまうのですよね。家庭内の不和は、いつの時代でも暗い影を落とします。

とはいえ、鬚黒は玉鬘にメロメロなのですが、玉鬘の方はそれほど愛情もないのです。また光源氏にしても、ほんとうは玉鬘を自分の手元に置いておきたかったのですが、鬚黒に奪われてしまい、複雑な心境です。

現代でも家庭の崩壊は悲劇ですが、平安時代でも同じだったのですね。そういう場面を紫式部は冷静な目で描いていました。

私たちの感想としては、当時の家族関係は今よりもずっと実家の親の力や影響が強かっただろう、ということでした。男性はお嫁さんの実家の財力を当てにしているのがミエミエでした。

この物語はもう少し続きます。

こちらは今回の人間関係です。Uさんがその関係図を探してきてくれましたが、かなりややこしいです。

会場のバルコニー(?)にて。


この日の装い。

「着物お譲り会」でいただいた鮮やかな水色と黄色がアクセントの藍色の帯を初めて締めてみました。

会場にて、Kさんと。


帯の後ろはこんな感じ。


ちょっとお太鼓の柄出しが上すぎたかもしれませんね。

着物は、2年ほど前の別のお譲り会でいただいたグレーの単衣。写す場所によって、いろいろな色に見えます。とても小さいサイズなのですが、なんとか着られました。


2026年5月10日日曜日

第8回 「着物ファンファン」 お譲り会報告

先日、着物ファンファンのお譲り会を開催しました。

何回目になるのか、ちょっとあやふやになりましたが、第1回目は身内だけで開いたので、それはカウントしないと、今回は8回目だったようです。いい加減ですいません。


会場はいつものように調布市の「たづくり」10階にある和室です。なかなか会場が取れないのですが、交通の便などを考えると、ここが集まりやすいのかもしれません。

今回は残念なことにスタッフのSさんがお休みになってしまいました。またこれまで大活躍していただいた着付師の方がお二人、遠方に引っ越しされたので、参加者のみなさんに助け船をだしました。すると会場設置などのために早くから来てくださる方も多く、本当に助かりました。

みなさんのご協力で、着物や帯を並び終えたところです。


こちらは帯コーナーです。やはり夏帯の提供が多くなりましたね。

はじめは自由に試着していただきました。


あれこれ悩むのも楽しいものです。


こちらは小物コーナーです。


部屋にはクーラーを入れていましたが、みんなの熱気でかなり暑くなりました。

それぞれお気に入りの着物や帯に目星をつけたところで、いったん休憩。

Kさんが用意してくれたお菓子や、差し入れのおせんべいなどもありました。みなさん、ありがとうございます。

そして今回、初参加の方もいらっしゃったので、簡単に自己紹介をしていただきました。お母様からの着物がたくさん残っているので・・・と言われた方も何人かいらっしゃいましたね。

着物好き、というだけで、すぐに親しくなれるのは嬉しいですね。

そして休憩後に、おなじみのじゃんけんタイムになりました。

今回も人気の着物や帯には、挑戦者が集中して、じゃんけんにも気合いが入りました。

こちらの右の緑色の着物は、大島紬ですが、とても人気がありました。帯の組み合わせも新鮮でよいですね。


ということで楽しいお譲り会もお開きになりました。顔を出しているのは、スタッフです。

私自身も、今回は素敵な帯ときれいなレモン色の半襟をいただいてきました。

みなさんが戦利品をまとった写真は、これからラインのグループで紹介されると思います。

お譲り会にご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

また秋頃に開催予定ですので、どうぞお楽しみに。

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この日の装い。

ピンクとブルーのストライプ模様の遠州木綿です。

半襟は黒のレース。黒い帯は、骨董市で求めたモノ。




石神井公園・中の島植物見学会

大学の同級生から教えてもらい、練馬区石神井公園内にある中の島探検を体験してきました。

石神井公園は東京都の公園ですが、そこには三宝寺池と石神井池があります。そして三宝池には中の島という小さな島があり、そこへ小さなボートで上陸したのでした。

三宝寺池の集合場所までの道も、なかなか素敵でした。お洒落なおうちがたくさん!

こちらはゴージャスな洋館でした。バラがぴったりでした。

メタセコイアの大きな木の下が集合場所でした。

名前を点呼して、保険料50円を払いました。そして救命ベストを身につけました。

係の方がボートを用意していました。えー、こんなに小さなボートなの?

このボートは、乗員の定員は5名。そしてこのボートの船頭さんは、なんと池の中でボートを押したりひっぱったりしてくれるのでした。胸まであるウエットスーツ?を身につけていましたが、かなり冷えるではないかと気になりました。

上陸した後には、植物の専門家がいろいろと説明してくれました。ここには1935(昭和10)年に国の天然記念物に指定された沼沢植物群落があるのです。


この季節には、カキツバタや半夏生などが咲いていました。
紫色のカキツバタがちょうど満開で、とてもきれいでした。


黄色い小花は何でしたっけ? コントラストが美しい。


美しいお花に囲まれて・・・。


説明を聞いた後にはまたボートで戻りましたが、なんとか池に落ちずにすみました。
救命ベストは大きすぎました。

この観察ツアーはとても人気があり、すぐに満員になってしまうのだとか。

その後はCさんと一緒に池の周りを歩きました。

こちらは湧水の源のようでした。ちなみに武蔵野三大湧水地というのがあり、こちらの三宝寺池、井の頭池、善福寺池だそうです。


厳島神社もありました。


こちらは、池の中に立つ彫刻。「聖衣」。かなり大きくて、高さは5.6メートル。石神井風致協会が設置したそうです。


こちらは石神井城址跡。平安~室町時代に、豊島氏という一族が築いた城だそうです。


ここは都内とは思えないほど、自然に溢れた環境でした。

池の周りをぐるりとお散歩。

ランチは、そば好きのCさんが見つけてくれた「なかやしき」というお店に入りました。


注文したのは、こちらの「ごまだれそば」です。
写真の右下に赤い液体が見えますが、これはラー油でした。ごまだれにラー油を混ぜていただくのですが、けっこう美味しくてやみつきになりそうな味でした。見た目よりもずっとボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。


そしてそこから荻窪行きのバスに飛び乗りました。

そのコースは、私が子供だった時に利用したコースでした。今では環状八号線が通っていますが、昔は細い道だったのかもしれません。

そして四面道という停留所で下車。ここは環八と青梅街道の交差点ですが、それで「四面」という訳でもなく、かつてはこの近くのお寺に「四面塔」というのがあったから、ともいわれています。

いつもお付き合いしてくれるCさん、ありがとう。


2026年5月8日金曜日

現代座「出航」鑑賞

先日、NPO法人「現代座」の劇を鑑賞しました。


この劇団との繋がりは、私の昨年の論文「川崎平右衛門」さんがご縁なのです。現代座では平右衛門さんが主人公となった「武蔵野の声が聞こえる」を上演されていて、そこから今回の現代劇も鑑賞することになりました。

「出航」は1980年ごろ、函館の港で働く漁師たちの物語です。とても力強い劇でした。台詞だけでなく、みんなで躍動感ある踊りや歌を見せてくれました。

ここからの写真は、劇が終了した後の撮影タイムに写したものです。


劇中、ある食堂の娘さん「みどり」ちゃんを演じた女優さんにとても引きつけられました。高校生役がぴったりの若い女優さんでしたが、なんと彼女のお顔が、私の娘というか孫娘にそっくりだったのです。とても愛らしくて、応援したくなる役者さんでした。


また老漁師さんを演じた役者さんは、歌もお上手で、素晴らしいと思いました。


一度は陸に上がった男たちが、再び、海に出る「出航」という物語でした。

会場にはお年寄りもたくさんいらっしゃいましたが、若い世代のお客様も見えていて、よいお芝居には年齢も関係ないのだろと思いました。

この劇団は創立60周年だそうです。これからどのような劇を見せていただくのでしょうか。

応援したいと思います。

この日の装い。

かなり暖かい日でしたので、単衣着物です。素材は不明ですが、軽くて気楽に着られました。




2026年5月4日月曜日

国展@新美術館からのお散歩

今年も国展の季節になりました。今回は100周年記念だそうです。

高校の同級生が織物をずっと出展されているので、ほぼ毎回、おじゃましています。彼女の作品は、一見するだけで分かるほど個性的な織物です。

今年の出展品はこちら。色とりどりの幾何学模様です。

他にも素敵な織物や染色の作品がたくさん並んでいました。

ブルーとグリーンは、私の趣味にぴったり。

これはマフラーにも良さそう。


こちらもいいな。


こんな帯があったら楽しい。


こちらは現代風な着物になっていました。

こちらは工芸品とのコラボ。


素敵なモノを見ると、気持ちが豊かになりますね。



ということで思いつきで、この辺りを散歩してみることにしました。
まずは会場から出るところで、飛行機雲を見つけました。幸先、良さそう。

今回はずっと気になっていた六本木トンネルに行ってみようと思いました。トンネンルといっても、車の走るところと、歩道は別になっているので、安全です。ただし自転車は利用できないところでした。


しばらく歩いていくと、目の前の信号の向こう側には、急階段がそびえた立っていました。
周囲のビルとは異なる雰囲気のところでした。

若い女性がスタスタと登っていったので、私も階段を昇ることにしました。


そして六本木の道をぶらぶらとしましたが、かなり暑くなりました。

大江戸線の六本木駅まで歩きました。


美しいモノに出会った連休でした。

この日の装い。
結城紬の単衣にしました。