今日のブログは、「月桂冠大倉記念館」のご紹介です。
昨日の「伏見の風景」▼の一番下にある写真のところです。
入場料300円を払って建物の中に入ると、係りの人が酒造りのことをいろいろと説明してくれました。
大小さまざまな古い樽がありました。
こちらは、出来上がったお酒を絞り取るための道具です。
ぎゅーっと絞ると、下部の口からお酒が垂れてきます。
上方には、袋が見えますが、ここに酒粕が残ります。
酒粕には布目が着いていますが、それは、この布地の跡なのでした。
他にも歴史的なお酒が展示されていました。
初代の大倉治右衛門は1637年に、酒屋を開業しました。
それは、三代将軍家光の時でした。
その時の最初のお酒は「玉の泉」という名前でした。
「月桂冠」という名前のお酒ができたのは、1905年(明治38年)の時でした。
ちょうど日露戦争で勝利をおさめたので、この名前が付いたのかもしれませんね。
右はワインのようなボトルですね。
左はキャップに特徴がありますね。
この大きな瓶には、何合入ったのでしょう?
このワインセラーのような棚は、素敵でしたよ。
大倉恒吉という人は、「月桂冠中興の祖」と言われていて、月桂冠の会社を100倍大きくした人だそうです。
日本酒のメーカーとしては、日本で初めて研究所を設立して、科学技術を積極的に導入したそう人だそうです。
当時の美女たちのポスターも展示されていました。
展示を見終わると、今度は試飲タイムでした。
3種類のお酒を味わうことができました。
私はこちらのレトロボトルの月桂冠がおいしくてお土産にしたかったのですが、瓶が重すぎて、諦めました。
試飲が終わると、月桂冠ミニボトルのお土産をいただきました。
300円の入場料は、しっかり元をとりましたね。
またおみやげコーナーもあり、楽しめました。
大好きな酒粕も買ってきました。
いっしょに見学したさとさんと一緒に、写真を撮っていただきました。
それから、レトロな喫茶室のあるところに行ってみました。
ここでは、酒まんじゅうとコーヒーをいただきながら、しばしおしゃべりタイム。
インテリアも素敵なところでした。
「月桂冠」の近くには「黄桜」で有名な「カッパカントリー」もありましたよ。
伏見の酒蔵は見学も試飲もできて、楽しいところでした。
(この項、まだしばらく続きます)
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