暖簾をくぐると、中は材木をふんだんに使った快適な空間になっていて、地元の若者や家族連れでにぎわっていました。
「山ノ舎」は、食事ももちろんおいしかったのですが、置いてある本や雑誌も旅行関係、音楽関係のものから哲学書まで揃っていて、ここを訪れる人にくつろぎの空間を提供されています。
そして、何よりも、入り口にかかっている暖簾を見て、とても嬉しくなりました。
というのも、この暖簾の絵を描いた作家さんとは、その前日に浜松のイベント「いとへんのまち」▼でお会いしていたからなのです。その作家さんは、高木法子さん。
天竜二俣出身の若い女性です。
ご自分で描いた着物と帯を身につけていらっしゃいました。
彼女と最初に出会ったのは、2012年11月に名古屋で行われた「着物カーニバル」▼でした。
当時は、高木さんはほんとうに初々しくて、自分の娘のような感じがしました。
その時に買った半襟は、彼女の最初の作品だったとか?
今回の旅行にも、付けていきました。
その後、高木さんは、半襟だけでなく、帯や着物、小物などにも花や小鳥、日常品などの可愛らしい絵を描くようになりました。
こちらの写真の後ろには、日傘が置かれているのが、見えるでしょうか。
活躍の場も広げられています。
そして、今度、3月25日には「天竜の木に直接、絵を描く」ということにも挑戦されるのだとか。
こちらの「山ノ舎 × 新天竜プロジェクト」▼で実演されるそうです。
これは天竜二俣のカフェ「山ノ舎」と、森林資源を創造的に活用するプロジェクトのコラボだそうです。
天竜の美しい森や自然を写した写真の展示、天竜の材木を使った新しいモノの展示販売、ピアノコンサート、木の香りのワークショップなどの他に、高木さんのパフォーマンスがあるそうです。
私は天竜二俣という駅があることも知りませんでしたが、高木さんのおかげで天竜がとても身近に感じられるようになりました。
この町にはお店のガイドマップもあり、散歩するにはとても便利でした。
名所や食事処も分かりやすく描かれています。
こちらは本多宗一郎「ものづくり伝承館」で配布しているものです。
今回の旅行では、偶然にも、彼女のご実家である「高木京染物店」にお邪魔することもできました。
自然がいっぱいの二俣川のほとりで、生まれ育った高木さん。
これからも素敵な作品を生み出して下さいね。
蔭ながら応援させていただきますね。
(この項、続きます)
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