2018年6月29日金曜日

「はじめての古美術鑑賞」

「はじめての古美術鑑賞」という魅力的なタイトルに魅かれて、根津美術館▼に行ってきました。


外はかなり暑い日でしたが、美術館の竹の塀の中に入ると、涼しさを感じました。


今回の内容は、漆の装飾品がたくさん展示されていました。


漆というのは、なんと縄文式時代からあったそうです。
その頃から、赤や黒という色は人間を魅了する色だったのでしょう。

その後、奈良時代になり、中国から美しい漆器が入ってきました。

漆の技術の紹介がいろいろとありましたが、私が知っていたのは「蒔絵」と「螺鈿」だけでした。
他にもとてもたくさんありましたが、違いがイマイチ分かりませんでした。
梨子地、高蒔絵、平文、葦手、堆朱、堆黒、存星などは技法の名前です。


それにしても、人間というのは、いろいろと装飾を思いつくもののだな、と思いました。
ただの箱や、ただの器も、細かい装飾をすることによって、美しくなり、そして価値が上るものですね。

根津美術館は素敵なお庭も有名です。
ちょっと暑かったのですが、庭を散歩してきました。

こちらは室内から外を写したもの。


きれいに手入れされたお庭です。


池もあるのですね。


この形、京都の渉成園でも似た形の塔を見たことがあります。


こちらは京都の渉成園で見た塔。


写真を写していただけそうな人がいなかったので、ガラスに映った我が身を写しました。


この日は私にしては珍しく、外食をしました。
表参道にある「とりよし」というお店でした。


つくね重をいただきました。


真ん中にある白い丸いものは、ポテトサラダです。
アイスだったら、良かったのにな。

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この日の装い。

ポリの単衣です。


これはネットで格安の反物を見つけて、ゆめこもんさんで仕立てていただいたもの。
ポリの着物は、普通の人なら仕立て上がりで良いのでしょうけれど、私はなにせサイズが特殊なので、いちいち仕立てないと着られないのは不便ですね。
なんとなくワンピース風です。


帯は高幡不動の骨董市で見つけたもの。
紺色にシルバーのお月さんのようなまん丸のものが刺繍してあります。
お太鼓に、3つの丸をうまく出すのが難しいですね。


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