共立女子大学には多くの日本や西洋の服飾や工芸品、美術品が収集されています。
去年が創立130周年ということで、博物館として開館されたそうです。
ここに入館するためには、受付で入館手続きをして、名札をもらって、そして入ります。
その名札がないと、エレベーターも動きません。
やはり大学なのでセキュリティはしっかりしていましたね。
エレベーター前の壁がとても素敵でした。
地下にある博物館はそれほど広くはありませんでしたが、貴重な夏着物などが30点ほど展示されていました。
見学者は他には誰もいなかったので、じっくりと鑑賞してきました。
江戸時代から明治・大正にかけての夏着物の展示でした。
お武家様の奥方やお嬢様が着用されたと思われる素敵な着物がありました。
絽のもの、麻など、どれも涼しそうな色合いで、見事な刺繍が施されていました。
ほとんどは大人の女性の着物でしたが、子供用の一つ身という着物にも、ちゃんと刺繍がしてありました。
昔のものでも、保存がとても良い状態でした。
館内は撮影禁止でしたので、パンフレットから写真を拝借しました。
こちらは裾に鯉が泳いでいるもの。とても素敵な色合いでした。
こちらは萩の花の帯でした。
大正から昭和にかけてのものだそうです。
昔の日本は、現代に比べたらそれほど暑くはなかったとは思いますが、それでも刺繍がたっぷりある着物をきちんと着ていれば、やはり暑かったでしょうね。
せめて色や模様で涼しさを求めていたのだろうと思いました。
この展示会は7月31日まで開催中です。
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この日の装い。
とても気温が高くて、風も強い日でしたが、せっかくの夏着物展ということで、絽の着物と帯にしました。
着物は「きもの交換会」でいただいてきたもの。
どなたかのおばあさまが着ていらっしゃったそうですが、とにかく小さい。
おはしょりがぎりぎりでした。
でも水玉模様が可愛いので、頑張って着てみました。
帯は地元のリサイクルショップ(雑貨や洋服を売っているお店)の2階にある着物コーナーで見つけたもの。
行った時は雨が降っていたので、お店のおばさんに「雨の日サービス」と言われて、3000円で買った絽の帯です。
桔梗の絵でしょうか。
たれがものすごく長くて、桔梗の絵柄をもう少し上の方から出そうと思うと、布が余ってしまいます。
締めるのに苦労しました。
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