都立両国高校公開講座のレポートの続きです。
かなりあちこち歩いたので、頭が混乱していますが、少しずつ分けながら綴っていきます。
1日目の概要(午前)はこちら▼
1日目の散策(午後のみ)はこちら▼
さて2日目の集合場所は、両国高校ではなくて、上野でした。
先生たちから、「2日目はハードですよ」と言われていたので、ちょっと緊張して出かけました。
まずは、上野の「黒門」というところに集まりました。
ここはかつて上野の戦いのとき、西郷どんたちが集まって、幕府軍を襲撃したところです。
現在はこんなふうになっています。
のどかですね。
その後は、階段を上って、西郷どんの銅像を見物。
テレビの大河ドラマで、奥さんがこの像を見て、「似ていない」と言った像です。
こちらは彰義隊のお墓。
彰義隊の人たちの遺体は上野山内に放置されたそうですが、、住職たちの手によって当地で茶毘に付されたそうです。
大きな墓石は、明治14年(1881)12月に、元彰義隊らによって造立。
彰義隊は明治政府にとっては賊軍であるため、墓に文字はありませんが、旧幕臣山岡鉄舟の筆になる「戦死之墓」の字が刻まれています。
すぐ近くの清水観音堂▼にも行きました。
この辺りは、何回も通ったことのあるところですが、実は中に入ったのは初めて。
京都にある清水寺のミニ版といった感じで、清水の舞台も作られています。
下に見える不忍池は琵琶湖のつもりと見立てています。
「月の松」です。
松の枝がかっこいいですね。
ここから降りて、振り返ってみるとこんな感じ。
こちらは広重の清水堂。
清水堂と松、不忍池がうまく描かれています。
その後は、弁天堂▼へ。
ここは琵琶湖に浮かぶ竹生島のつもりでしょう。
江戸初期の寛永年間に、天台宗東叡山寛永寺の開山、天海大僧正(1536~1643)によって建立されました。
現在の建物は、60年前に再建されたものだそうです。
上野公園までのウォーキングは、まだまだ序盤戦でした。
このあたりは、土地の起伏がないので、楽勝でした。
しかしその後は、大変な坂道や階段が続くのでした。
(この項、続きます)
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