これまで「源氏物語を原文で読む会」という読書会に参加させていただいていました。
2017年9月に最初に参加した時のブログはこちら▼
ところが、この会は、主宰者のS様のご都合で、いったん休会となりました。
でも途中(光源氏が須磨に流されたところ)で終わってしまうのは、なんとなく勿体ないので、参加されていた方と一緒に、細々とでも再継続してみることにしました。
会の名前も「源氏物語を楽しむ会」としました。
これまでは自由が丘で開催されていましたが、先日、とりあえず私の地元の文化会館で集まりました。
「みんなの広場」というフリースペースがあるのです。
テキストはこちらの文庫本です。
かなり文字が小さいのですが、後ろに現代語訳もあるので、便利です。
それまでは主宰者のS様が原文(古文)を読み、うまくかみ砕いた解説をして下さいましたが、今回からは、参加者だけで原文を少しずつ読んでみることにしました。
いやいや、読むだけでもなかなか手ごわいのでした。
目で追うだけでなく、声に出していると、古文の難しさがよく分かります。
「給う」とか「奉る」とか「侍る」という言葉があちこちに散りばめられて、口がうまく回りませんでした。
もちろん古文独特の単語もあり、意味はスマホの古語辞典で調べました。
結局、ほんの数ページしか進みませんでしたが、声を出して読むので、喉も乾いてきたので中止して、後は今後のことを考える雑談になりました。
これまでは解説や解釈もS様にお任せして、ちょこっと意見や感想を言うだけでしたが、これからはそういう訳にも行きません。
なんとか楽しい会になるよう、工夫を凝らしてみたいと思います。
また実際に京都にある源氏物語の世界「風俗博物館」▼や宇治の「源氏物語ミュージアム」▼にも、みんなで行けたらいいなとも思っています。
参加者の方が、こんなお茶菓子を持ってきてくださいました。
浜松土産の、「源氏パイ」です。
会にふさわしいお菓子でした。
そういえば、10年前の2008年は「源氏物語千年」として、いろいろなイベントがあった年でしたね。
私もその年から、私も学生時代からの年月を経て、源氏物語に関わってきたのでした。
2008年12月31日のブログ「私の源氏物語」▼
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この日の装い。
雨っぽい日でしたので、濡れても平気な東レシルックにしました。
帯は、Berry工房さんのピンクのレース帯。
大好きな帯です。
ちょっと色の具合がイマイチですが、帯は美しいピンクですよ。
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