2019年1月28日月曜日

「和の出会い」

昨日は、市の伝統文化交流会「和の出会い」▼というイベントに、「智の会」▼のみなさんとご一緒に、三味線で参加してきました。


こちらの市の施設で開かれました。


立派なホールです。


開演は午後からでしたが、私たちは、午前中に集合しました。


こちらは更衣室です。


まずはお稽古。
私たちは「勧進帳」の中の「瀧流し」というところを演奏します。

先生には、何回も何回も三味線のお調子をチェックしていただきました。


そして舞台に上がってのリハーサル。
この時は、お唄の先生と、お囃子の方たちも加わって、本番と同じようにしました。
先週は、三味線と上調子の助手さんだけでお稽古をしたのですが、お囃子が加わるととても華やかになりますね。
私は大鼓のお隣に座りましたが、「イヨー」「ホー」という掛け声がとてもよく響いて、気持ちが良いものでした。
そして掛け声とともに、右手がスーッと目の前に伸びていくのが、とても面白く思いました。

私の感覚としては、この時の演奏は自分で納得がいくものでした。
これまでどうしてもうまく弾けなかった部分も、うまくクリアできて、気分よく演奏できました。

その後は控室に戻って、各自で自主練習でした。


(着物を着ているのは初心者グループの方たちです)

鼓は、こんなふうにして電熱器で乾かしていました。


本番は午後3時過ぎだったのですが、待ち時間が長くて、私は安心してしまったのか、気が緩んで、本番ではちょいと手を間違えてしまいました。
そこはまぁなんとかごまかしたのですが、やはり気分は良くなかったですね。
今後の反省材料です。

地元の着物友だちが来場されて、演奏風景を撮影してくれました。


ということでなんとか演奏を終了しました。
会のメンバーの初心者の方たちからは「すごく良かった」と言われました。
みんな揃って弾けたのが良かったかもしれませんね。

今回は初心者のグループには、なんと今年の初めに来日して、三味線を触ったのが初めてという留学生も参加していて、びっくり。
「松の緑」の前弾きを演奏していました。
先生の教え方が素晴らしいのでしょうが、あまりにちゃんと弾けるので驚きました。

他にも80歳代の方も数名いらっしゃいますし、壮年男性、私たちのような中年女性(?)など、さまざまなメンバーがいますが、それも面白いですね。

ご指導いただいた先生、助演されたお唄の先生、助手の先生、どうもありがとうございました。

お囃子の方たちです。
みなさん美男美女揃いでした。


写真がまだ全部揃っていませんが、取り急ぎ速報をお知らせいたしました。

次回は、7月にゆかた会があります。
この時は「鷺娘」を演奏することになるようですが、さて、三味線を三下がりにしてまたお稽古を始めましょう。


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