京都へ出かけると、いろいろな着物屋さんへ出かけます。
今回はあまり時間がなかったので、行き先を絞りました。
どうしても行きたかったのは、烏丸四条の近くにある「kaonn」▼さん。
数年前からお気に入りの素敵なお店です。
東京で販売されることもありますが、やはり京都のお店での買い物は格別です。
独特のゴージャス感があり、女性心のワクワク度が高まるお店です。
この旅行のお連れのKさんに、私の好きなこのお店を紹介したかったのです。
おまけに今回のホテルとは至近距離だったのも、ラッキーでした。
Kさんは私の術中にはまって、kaonnさんのお店をとても気に入っていただけたので、私もお連れした甲斐がありました。
こちら▼は、2018年1月に私が一人でお邪魔した時の様子です。
この時、私は1枚の帯揚げを選ぶのに迷いに迷って、相当長い時間悩んでいました。
この中から選ぶのが大変だったのです。
すると、今回は、Kさんも私と同じように楽しそうに悩んでいました。
そして彼女にしては、珍しく鮮やかな色の帯揚げを選びましたよ。
今後の彼女の着物スタイルがどのように変化するか、楽しみです。
店長のかおりさんと一緒に。
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もう一か所は、京都文化博物館▼で開かれていた「京都染色美術協会」▼の展示会でした。
私はこの博物館のレトロな建物が大好き。
明治の名建築・旧日本銀行京都支店の建物です。
京都染色美術協会は、京都の伝統的工芸品の「京友禅」「京鹿の子絞」「京繍」の技術を持つ職人が作り上げる『ほんまもん』のきものを作っている15社の集まりだそうです。
よそ者の私たちが入ってよいのだろうか、と躊躇しましたが、そこは図々しさで大広間に入らせていただきました。
細かい絞りや、重厚な刺繍など、贅の限りを尽くしたような着物や帯が展示されていました。
どれも目を引くものばかりで、圧倒されました。
超一流の品ばかりでした。
販売用ではないので、値段はありませんでしたが、きっと私には手の届かないお値段のものばかりでしょう。
ただし撮影禁止でしたので、写真は一枚もありません。
リンク先のfacebookの写真▼をご覧ください。
こういう場所に行くと、普通は接待係の人に取り囲まれることが多いのですが、私たちのような旅行者はすぐに分かってしまうのか、かえって相手にされずに助かりました。
きっと私たちは、土地の大金持ちの奥様ではないと、分かったのでしょうね。
かえって気楽でした。
まぁ、宝くじが当たった時の楽しみにしましょう。
もう一か所は、いつも京都駅で時間調整のために出向く、駅近くのたんすやさんです。
「昨日まで5000円で売っていたものを、1000円にしていますよ」と言われて、ちょっと気になって眺めましたが、帯に短したすきに長し、でした。
ちなみに、たんすやさんは京都市内には4店舗あるそうですよ。
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着物や帯などは、生活必需品ではないので、無理して買うこともないのですが、私の場合は、旅先でふらりと寄った場所で気に入ったものを見つける度合いが高いですね。
それが旅行の思い出と重なることが多くあります。
京都に行くと、いろいろなタイプの着物と出会うことができるので、それも旅行の楽しみです。
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旅行中の装い。
今回は1日目も2日目もまるで同じです。
旅行には、肌着と足袋しか持参しませんでした。
着物は東レシルック。
お天気が危ういので、急遽、変更したものです。
これはかなり前に、日本舞踊の着物をよく仕立てるというお店に頼んだので、全体的にゆったりとしていて、裄も長いのです。
帯は、旅行の同行者のKさんから譲っていただいたもの。
色々な色の花柄で、とても使い勝手のよい帯です。
こちらは2日目ですが、ホテルの狭い部屋で写したので、窮屈なポーズになりました。
早朝に写したので、ブサイクですいません。
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