2019年7月6日土曜日

上野から千駄木へ

先日、上野の東京都美術館で展覧会を鑑賞して、その後は千駄木の着物のイベントショップまで出かけてきました。

東京都美術館で見たのは「クリムト展」▼です。


着物友だちのKさんとご一緒に入場しました。
とても人気のある展覧会で、入り口は長蛇の列でした。
会場の中も人だらけ。
ということで、有名な作品を鑑賞して、あとは申し訳ないのですが、素通りとなりました。

クリムトはウィーンの人で、1862年生まれ、1918年にお亡くなりになりました。
それで没後100年記念の展覧会ということでした。

彼は、一生の間、結婚はしなかったそうですが、愛人や子供はたくさんいたそうです。

官能的で、華やかな金箔の絵が有名ですが、ごく普通の風景画なども描いていたのは、ちょっと意外でした。

ベートーベンの巨大な壁画が良かったですね。
19世紀末に作られたもののようです。

こちらは撮影スポットです。
「女の三世代」ですね。
だけど裸のおばあさんの体つきが、あまりにひどく感じました。
ここまで老女を醜く描くのは、何か理由があったのかしら。


こちらの場所は、インスタ風になっています。


この展覧会は、7月10日まで開催中です。

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その後は上野動物園の横を通り、モノレールの傍を通り、池之端を通り、根津駅まで20分ほど歩きました。
この方が、上野駅まで戻るよりもラクなのです。
そして千駄木まで一駅だけ地下鉄に乗りました。

千駄木では「ヒミハナ セレクト ポップアップショップ」▼に行きました。


お店の前には、可愛い着物のマネキンが立っていました。


「ヒミハナ」というのは「秘密の花園」のことで、これまで何回かお邪魔しています。
今回は1ヵ月のロングランということで、スタッフの方も交代でお店番をされているようです。

お店の中はとてもカラフルで、玩具屋さんのような様子でしたよ。
どれも楽しさいっぱい。


着物、浴衣、帯、半襟、帯締め、帯留、簪、バッグ、アクセサリーなど、ウキウキするものがたくさん並んでいました。

私が求めたのは、ペタコさんの、ベルトのような帯締めです。


バックルのところが、このように外せるようになっています。


ゴムでできているので、伸び縮み自由のビーズ帯締めです。
ちょっと太くて、目立ちすぎるかとも思いましたが、ちょうどこの日は誕生日だったので、「自分へのご褒美」として買ってきました。

家に戻り、さっそく試着したところです。
半巾帯の雰囲気にぴったりのようですね。


 洋服にも合うかと思い、Tシャツの上に付けてみました。


こういう品物は、本来なら若い女性向きのものでしょうけれど、そういうことは気にしないで、気に入ったものを身に付けています。

こちらのショップは7月15日まで開催中です。

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この日の装い。

叔母の遺品の着物。


白地に竹の墨絵の帯。
長すぎて、締めるのに一苦労しました。


華やかなクリムト展とは反対に、ちょっと地味にしてみました。

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