2022年10月19日水曜日

源氏物語を楽しむ会 51回 2022年10月

今度の「源氏物語を楽しむ会」は記念すべき日でした。

というのは果てしなく続くと思われた「乙女」の巻がようやく終了したのです。

「乙女」では、光源氏の息子である夕霧の初恋物語、五節の舞の麗しい乙女の話、そして光源氏が妻や愛人たちを一箇所に集めて、美しいお庭や花などに囲まれた六条院の話、と延々と続いたのです。

記録によれば「乙女」の巻に取り掛かったのは、なんと去年の9月だったそうです。つまり1年かけて、ようやく一巻が終わったというわけでした。

今回のおしゃべりのテーマは、さ来年のNHK大河ドラマになるという「紫式部日記」について。紫式部を演じる女優さんは決まっていますが、わたしたちの関心としては、藤原道長は誰が演じるのだろうか、清少納言も登場するのかしら、光源氏もやはり劇中劇で出てくるわよね、とあれこれ勝手に想像してしまいました。

今回はSさんも久しぶりに参加されました。


色とりどりの花の前で。

ということで3年ぶりくらいに、みんなでランチをすることにしました。

下高井戸の駅周辺にはいろいろな食べ物やさんがあるのですが、なかなかピンとくるお店がなくて、あちこち歩き回りました。そして最終的に入ったのは、ファミレスのガストでした。

ここでは配膳ロボットが働いて、可愛らしかったですよ。

私がいただいたのはこちらのミニトロ丼。カキフライもついていて、お腹がいっぱいになりました。

私はめったに外食をしないので、こういうお店にたまにはいると、面白い発見が多いですね。。回転寿司のように、食べるものの注文はタブレットで注文します。また支払いも無人システムでした。

さて源氏物語は次回からガラリと変わって、「玉葛」の巻となります。ここには中年男の光源氏が登場してきます。

この巻もけっこう長いので、いつ終了することでしょうか。

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この日の装い。

雨っぽい日でしたので、ポリの墨流し模様のような着物にしました。


帯は黒地に菊の花。着物を着始めた頃、京都の女医さんからのいただいたものです。

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「一日一句」

平安の 時は流れて 残り菊


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