また 二ヶ領用水を歩いてきました。
今回で何回目になるのでしょうか?
昨年の暮に、小泉次太夫さんの顔の付いた台和橋に出会ってから、取り憑かれたように川崎市内の二ヶ領用水を歩いています。
今回は、気温はたぶん7度くらい、北風が吹く寒い日でした。
歩いたルートは、高津区にある南武線の溝の口駅から中原区にある武蔵中原駅まで、直線距離にしたら5キロほどでしょうか。実際は、橋の上をあちこち動いているので、もう少し歩いたと思います。
10時頃に出発して、正午まで歩きました。
多摩川と、南武線の間を流れる二ヶ領用水を下流に向かって辿りました。
大山街道から歩き始め、東急田園都市線を過ぎ、第三京浜道路をくぐり、中原街道まで進みました。
今回のルートの中でメインは「二子坂戸緑地」でした。これは昔の二ヶ領用水が埋め立てられた跡地です。昔はくねくねとした用水でしたが、それを昭和16年、久地の円筒分水が完成した時に、蛇行していた川崎堀を真っ直ぐに作り直しました。現在ではそこは子供の遊び場のような緑地になっています。およそ500メートルほどの長さの公園です。
この辺りは、メインの二ヶ領用水だけでなく、そこから分離した堀の跡があちこちに残されていました。昔の人々が、農耕のために使ったのでしょうが、現在はほとんどが埋め立てられていました。
また今回、面白かった点は、いろいろな名前の橋に出会えたことです。
昔ながらの名前の橋(たとえば「雁追橋」など)とか、なんだか意味不明の名前の橋(たとえば「二子千年1号(その1)橋」とか)、名無し橋など、特徴のある名前の橋に出会うことができました。
また、川崎市は用水の整備や歴史ポイントの紹介、などにとても力を入れていることが、よく分かりました。
詳細は、おいおい報告することとします。
一緒に歩いてくれた暗渠マニアのCさん、どうもありがとう。おかげでいろんなことが分かり、楽しく歩けました。
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「一日一句」
寒中に 二ヶ領用水 川崎へ
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